たけし 日大監督の謝罪会見を一刀両断「もうちょっと言い方があるだろ」

2018年05月22日 10時50分

話題のニュースを斬るビートたけし本紙客員編集長

【ビートたけし本紙客員編集長の世相斬り】日大のアメリカンフットボール部の守備選手の悪質タックルが問題になるなか、ビートたけし本紙客員編集長(71)は「指示したかどうか言わないのはなぜなんだ?」と日大の内田正人監督(62)を一刀両断。ほかにも被害者の近所に住む男が犯人だった新潟の女児殺害事件や、実現が微妙な米朝首脳会談など、今月も世間をにぎわせた話題を斬りまくった――。

 日大のアメリカンフットボール部の守備選手がやった悪質なタックルが問題になってるね。日大っていやあ昔、篠竹幹夫って名物監督がいて、一番強かった。他の大学はアメフットをあんまりやってなかったし。

 そのころ大橋巨泉さんと一緒に、ステーキを日大の合宿所に持っていったことがあるんだけど、ちゃんこ食ったりしてまるで相撲部屋なんだ。篠竹さんも親方みたいな扱いで、両肩を支えられて靴下とか全部履かせてたりして。

 でも、アメフットなんてやってる人はほとんどいなかった。そのころ、ぬいぐるみでアメフットをやったことがあるんだ。クオーターバックがウルトラマンで、ランニングバックがゴジラ。ゴジラにダンカン、井手らっきょがウルトラマンでさ。

 敵にはピグモンとかのぬいぐるみ着させてやったけど、ワンプレーやったら酸欠で全員倒れた。あれ、着てるだけで酸欠だから。ダンカンがボール持って突進したけど、倒れたらもう起き上がれないんだ。すごい大変だった。

 しっかし、今回のタックルはひどいね。本場のアメリカでも悪質なプレーの取り締まりは厳しくて、危険なタックルに対して訴訟が起きてるくらい。ヘルメットから突っ込むのも禁止じゃなかったかな? 脳振とう起こしちゃうから。

 アメフットってサッカーに対抗してアメリカが作った球技で、アメリカでは1番人気。NFLの優勝決定戦であるスーパーボウルはものすごく盛り上がるけど、危険なスポーツなのは間違いない。

 でも、アメフットに限らず、ラグビーとかでも監督が「グラウンドで死んでこい!」とか「殺すつもりでぶち当たれ」とか言うじゃん? だけどやる方も、反則か反則じゃないかくらい分かるだろ? 動画見たら明らかに反則じゃん? それなのに審判も退場にしない。あれから2回くらい反則繰り返して退場になったけど、本来は1回目で即退場だよ。

 昔はジョー・ネイマスって有名な選手がいたけど、ヒザが悪いからそこばかり狙われてダメになったし、最近ではトム・ブレイディもやっぱりヒザをやった。大丈夫だったのはジョー・モンタナくらいで、ほとんどの選手がケガしてる。ランニングバックなんか5年もやったらいい方だから。年俸は高いけど、後遺症がすごいと思うよ。

 まあ格闘技だからね。ラグビーだって、ニュージーランドとオーストラリアの試合見たら、デカいヤツらが平気で殴り合ってるから。ただあいつらだってルールにのっとってやってるわけで、日大みたいにバカみたいなバレバレなことはやらない。

 それにしても、日大の内田正人って監督は何を考えてるんだ? 謝罪に行っといて、相手の大学の名前を間違えてるし。「かんさいがくいんだいがく」って何回も言ってさ。ハライチの澤部みたいな顔しやがって(笑い)。まあ今の時代だからビデオがネットに出て分かったけど、昔はもっとあったんじゃないの?

 それから、いまになって「全責任は私にある」って言うけど、指示したかどうかは言わないのはなぜなんだ? もうちょっと言い方があるだろ。「やる気を出させるために、『潰してこい』とは言ったけど、反則してまでとは言ってません」とかさ。変な監督だよな。