ディーン・フジオカ「浮世離れの美貌」がマイナス評価?

2018年05月19日 16時30分

深田晃司監督

 ディーン・フジオカ(37)は“海”そのものだった。主演映画「海に駆ける」(26日公開)は「淵に立つ」で2016年カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司監督の完全オリジナル作品。2004年スマトラ島沖地震の被災地バンダ・アチェ(インドネシア)を舞台に、自然と人の関係を描いている。主人公は海から現れた謎の男「ラウ」(インドネシア語で海の意)だが、この神とも人ともつかぬ存在を演じているのがフジオカだ。

 深田監督はこの難役にフジオカを選んだ理由についてこう語る。

「最初は10代から20代で考えていたのですが、生活感がない外見や雰囲気を持つ人が、なかなか見つからなかった。そんな折、いろいろな人からディーンさんがいいと聞き、調べたらキャリアがすごく面白い。インドネシアで活動しているし、あの横に並びたくないと思うような浮世離れした美貌が、まさにラウだと思った」

 唯一のマイナス点は姿勢だったという。「ディーンさんは体格が良くて、すごく姿勢がいいんですね。でもラウはもっと脱力してだらっとしているイメージなので、わざと猫背に歩いてもらいました」

 作品はすべて現地ロケで、インドネシアの超人気俳優アディパティ・ドルケンをはじめ、同国の俳優たちが出演。ユーチューブで公開された予告編にはドルケンファンによる英語の感想がズラリと並んでいるが、この映画を機に、インドネシアでのフジオカ人気も高まりそうだ。