昨年いっぱいで「AKB48」を卒業した渡辺麻友(24)が18日、東京・品川区の天王洲銀河劇場で初主演ミュージカル「アメリ」(6月3日まで)の初日を迎えた。

 2001年にヒットした同名映画を元にしたミュージカルが昨年4月、米国・ブロードウェーで上演。その“日本版”に渡辺が主演する。オファーはAKB在籍時の「1年半前に聞いた」という。

 現在の心境は楽しみよりも「不安のほうが少し大きい。一人でやっていかないといけない」とグループ卒業後の大役に決意をにじませた。

 来月16日には、古巣のメンバーたちがナゴヤドームで「AKB48選抜総選挙」を控える。渡辺は「(総選挙と)同じくらいの緊張感がある。それくらい大きなものを迎える気持ち」とまずはミュージカルに集中する。

 映画版「アメリ」ではキスシーンがあった。今作の劇中でキスに挑戦するかには「ネタバレになるので言えない」と首を横に振りつつ、「映画の世界観を細かく再現している」とにおわせた。