ヘンリー王子と米女優メーガン・マークル 19日挙式に水差す“やらせ醜聞で花嫁の父欠席”

2018年05月17日 16時30分

ヘンリー王子(右)とメーガン・マークル(ロイター)

 現地時間19日に迫った英王室のヘンリー王子(33)と米女優メーガン・マークル(36)のロイヤルウエディングの準備が着々と進んでいる。約80年ぶりになる英王族の男性と米国人女性の結婚。国内外から10万人以上が集まる大フィーバーになりそうだが、花嫁の父が出席しないことが分かった。その驚きの理由とは――。

 結婚式は19日正午(日本時間同日午後8時)からロンドン郊外のウィンザー城敷地内にある聖ジョージ礼拝堂で、約1時間にわたって式典が執り行われ、その後、パレードが予定されている。

 英王族の男性と米国人女性の結婚は約80年ぶり。過去には確執もみられた。離婚歴のある米国人女性と結婚するため、国王エドワード8世が退位し、英王室が混乱に陥った1937年の「王冠を懸けた恋」を想起させるとして、今回の結婚と比較する報道も出ている。

 今回それ以上に話題になっているのが、花嫁のエスコート役でバージンロードを歩くはずだったメーガンの父親のトーマス・マークル氏(73)が出席しないことだ。

 トーマス氏は先週、心筋梗塞を発症。14日になって再び胸の痛みを訴え、16日にステントを留置するカテーテル治療を受けることになった。米芸能サイト「TMZ」は、トーマス氏が14日には結婚式に出席しないことを明かしていたと伝えた。

 健康問題もあったが「英王室の新たな一員になる娘に恥をかかせてしまうような、あるスキャンダル」を起こしたことが出席辞退につながったという。

 欧米メディアによると、ヘンリー王子とメーガンの婚約が発表されて以来、多くのパパラッチがメキシコ在住のトーマス氏を追った。

 そんな中、あるカメラマンが最近、同氏が安物の酒を買って場末の怪しいホテルにチェックインする姿を激写。それに気づいたトーマス氏は同カメラマンの事務所に連絡し、写真を公開しないよう要請した。事務所側はトーマス氏が独占取材に応じるなら、問題の写真は公開しないことを約束したという。

 結果、トーマス氏は結婚式のためにタキシードを試着する様子など、カメラマンが用意した設定に従って“やらせ撮影”に応じた。この経過が全て明らかになったことで大恥をかいた同氏は、ストレスにより心筋梗塞を発症したという見方もある。

 TMZによると、メーガンは父親を心配し「ダディー、愛してるよ」とメール。娘の愛情に感激したトーマス氏は結婚式の出席について一度は考え直したが、結局、病状を考慮し「英国までの長旅は不可能」と判断した。

 トーマス氏はハリウッドで照明監督として活躍。ギネス認定されている米ABCの長寿昼メロドラマ「ジェネラル・ホスピタル」(63年~)で照明を担当し、エミー賞を受賞している。

 英紙テレグラフなどは「メーガンの母親のドリア・ラグランドさん(61)が父親の代わりに花嫁のエスコート役を務めるのでは」と報じている。79年にトーマス氏と結婚したドリアさんは88年に離婚している。

 結婚式に伴っては、王室ファンや観光客ら10万人以上が現地を訪れる見込みで、3000人以上の警官らが警備に当たる。パブでは、式前日と当日は、通常午後11時までの営業時間を翌日午前1時まで延長。19日はサッカーのイングランド協会(FA)カップ決勝戦も予定されており、多くの市民がテレビにクギづけになることから「英国の機能が停止する日」とも言われている。