俳優の谷口賢志(40)、藤田富(26)、女優の武田玲奈(20)らが15日、都内で行われた映画「仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判」(19日公開)の完成披露試写会に出席した。

 谷口は1999年に「救急戦隊ゴーゴーファイブ」のゴーブルー役でデビュー。2016年にアマゾンズで久々にヒーローものに復帰した。この日は劇中と同じく、シャツのボタンを全開にして登場。鍛え上げられた上半身をワイルドにむき出しにして、場内の女性ファンの視線を釘付けにした。

 谷口は「おととい、携帯を大破させてしまい、思い出を全部失った。今日から皆さんとともに新しい思い出を作りたい」とユニークなあいさつで笑いを誘った。

 司会者から衣装について指摘されると「出オチだけど、乳首丸出しなんて、東映はふざけてるな。舞台あいさつで乳首出しているやつなんていない。これで伝説を作れたかな? (共演者の)皆さんも乳首出しますか。今日はお子さんがいなくてよかった。一番見てほしいところは乳首かな」と脱線しまくった。

 共演の藤田は「何回、乳首を連呼してるんですか」とあきれながらも「4Dなら乳首はどう見えるのかな」と悪ノリ。清純派の武田は頬を赤らめて苦笑するしかなかった。

 このところ、歴代の仮面ライダー俳優には不祥事が相次いでいる。仮面ライダー鎧武の青木玄徳(30)は先月、強制わいせつ未遂容疑で逮捕(不起訴処分)。谷口と同い年で、かつて仮面ライダー歌舞伎を演じた松尾敏伸容疑者(40)は9日、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されている。

 谷口はそんな悪い雰囲気を一掃するかのようなはじけっぷりだった。試写会には東亜優(27)、三浦孝太(34)、宮原華音(22)、国府田聖那(16)、石田秀範監督(56)も出席した。