リリー&安藤サクラ感激 是枝監督「万引き家族」カンヌ国際映画祭で大好評

2018年05月14日 17時58分

左からリリー・フランキー、佐々木みゆ、安藤サクラ、是枝裕和監督、松岡茉優、城檜吏、樹木希林

 フランス・カンヌで開催中の「第71回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に正式出品されている、俳優リリー・フランキー(54)と女優・安藤サクラ(32)主演映画「万引き家族」(是枝裕和監督)が現地時間13日、公式上映された。

 レッドカーペッドにはリリー、安藤、是枝監督と女優の松岡茉優(23)、樹木希林(75)、子役の城桧吏(11)、佐々木みゆ(6)が登場。同映画祭に7回目の参加となる是枝監督は「何度来ても幸せな気分になれる。帰ってこれてうれしい」とコメント。作品については「社会と家族の接点を描こうと思う中で、社会性を強く出したつもりです。それもあって『万引き』という言葉がタイトルにも入っているのが、すごく印象的だなと思います」と話した。

 公式上映に用意された2200席は満席で、上映が終わるとスタンディングオベーションを受けた。リリーは「改めて大きなスクリーンで見て、また今までと違う感想が浮かびましたし、監督がおっしゃっているように、まだ撮影から間もないので、今回はやっと見る側の立場として見られた気がするのですが、改めて素晴らしいと思いました。最後、頂いた拍手とか、お付き合いでしているのではなく、皆さんの表情から本当に思いの入った拍手だと感じたので、すごい良い経験をさせていただきました」と感激。

 安藤は「私も今日(見るのが)2度目なんですけど、自分が出ていることも考えずに、一観客として映画に集中して見てました。カンヌの大きなスクリーンで、隣で監督と一緒に見ることにちょっと緊張しつつ、上映後は大きな拍手を頂いて、あの盛り上がり方を受けて、なんという作品に参加させてもらえたんだろうと、まだその興奮が冷めていない状態です」と、こちらも興奮した様子だ。

 松岡は「私は初めてカンヌ映画祭に連れてきてもらいましたが、観客の皆さんが正装で、劇場もとても大きく、大人数の中で一緒に映画を見るという体験がすごく新鮮でした。そういう空間だからか一体感もあり、この大人数の方々が、同じ時間でこの作品についていろいろなことを考えているんだろうなと思うと、すてきな時間でした」と話した。