10日、都内で「第11回ベストマザー賞授賞式」(ニベア特別協賛)が行われ、個性派料理研究家・平野レミ氏(71)の義娘で元ミス立教の食育インストラクター・和田明日香氏(31)が、文化部門賞を受賞した。

 和田氏は「なんで私かなと不思議な気持ちがする。でも、私をここに立たせてくれた方々のことを考えると、ベストサポートされたマザーかもしれない。そう言われれば納得がいく」と、義母同様のユーモアで笑わせた。

 続けて「発表まで(主催者から)口外しないでくれと言われていた。レミさんが黙っていられるか心配だったが、我慢できずに教えてしまった。そうしたらいろんな打ち合わせで言っちゃうから、まだダメとくぎを刺した。でも、やったじゃんと喜んでくれた」と話した。

 和田氏は平野氏の“自慢の娘”で、現在は食育インストラクターの資格を取得し、情報番組などで活躍している。和田氏は平野氏について「義理のお母様と思ったことは1ミリもない。近所に住んでいて、気軽に楽しく付き合えている。実の母とはまた違った気持ちで向き合っている」という。

 義兄はロックバンド「TRICERATOPS」の和田唱(42)、義姉は女優の上野樹里(31)と芸能一家にあって、若くして3児の母になった。

 和田氏は「子育てはこうしていきたいと決めるよりも、一緒に経験していこうと思う方が親も成長できる。今は理想やこだわりがなくなってきている。3人産んだことで、子供たち同士が遊ぶようになり、今は子育てが楽になった。1回きりの人生で、私は子供3人分と合わせて4回分の人生を送ることができる。ラッキーだと思っている」と自らの子育てについて語った。