白塗りの顔に血だらけの白衣、頭にはチョウチンアンコウという奇妙ないでたちで東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れたのは、深海魚くん(41)だ。

 普段は劇団に所属し、パフォーマーとして演劇・ライブ活動を行っているが、7年前に劇中で誕生したのがこのキャラ。魚類学者として知られる「さかなクン」のパクリにも見えるが「有吉反省会」(日本テレビ系)などテレビ出演も増えてきた。

「さかなクンさんはガチな学者さんで、私はそこそこ知ってる素人。見た目のインパクトでソロ活動もやってます」

 所属するのは大阪を中心に活動する劇団“見世物パンク一座”「ストロベリーソングオーケストラ」。同劇団主催で初の東京公演「怪帰大作戦第6怪『帝都奇譚』」(6月2日、東京・根岸「東京キネマ倶楽部」)をPRした。