車椅子生活になった仮面女子・猪狩ともか 期待される新しいアイドルの形

2018年05月08日 16時30分

猪狩ともか

 4月11日に都内を歩行中、強風のため倒れてきた看板が直撃し大ケガを負ったアイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともか(26)が7日、ツイッターやブログを更新。脊髄損傷の影響で両下肢まひとなり、今後車椅子生活を余儀なくされる可能性が高いことを告白した。

 本人もまったく予期していなかった事故から約1か月。現在も入院生活を送っている猪狩は「大切な皆さまへ」と題したブログなどで、現状をファンに報告した。大きな看板の下敷きになるという事故によって脚、肋骨、胸椎、腰椎の骨折、そして脊髄損傷などのけがを負ったことで「私は歩くことはもちろん、自分の力で脚を動かすことすらできなくなってしまいました。治る可能性は極めて低く、今後、車椅子での生活を余儀なくされました」と明かした。

 あまりにもつらく、厳しい現実に一時は絶望したというが、仮面女子を辞めずに活動を続けていくという決断に至った。「脚が動かなくなっても、車椅子に乗りながらやりたいことはたくさんあります。仮面女子の曲を作詞したいです。ラジオや講演、司会など、お話する仕事をしたいです」と前向きにコメントした。メンバーやスタッフからも猪狩の決断を応援する声が届いているという。

 作家の乙武洋匡氏も自身のツイッターで「『車椅子アイドル』がいたっていいですよね。面識はありませんが、応援させていただきます!」と猪狩の背中を後押しした。ある芸能関係者も「現代は多様性の時代と言われている。猪狩が新しいアイドルとしての道を切り開いてくれるでしょう」と太鼓判を押した。

 猪狩はブログに「私が大切な節目によく言う言葉、【希望の光になりたい。】こうなってしまった今もこの気持ちは変わりません」とつづった。現在は一般病棟に移ってリハビリに励んでおり、退院は3か月後の予定。戻ってくる日をファンは首を長くして待っている。