個性派俳優の“ぬっくん”こと温水洋一(53)、お笑い芸人のつぶやきシロー(47)が7日、東京・秋葉原で行われた映画「いま、出ました!」の舞台あいさつに立った。

 温水は「すごいですね、秋葉原。10年ぶりに来た。仕事でメイドカフェに来たり、アニメが好きなのでグッズを買いに来たことはある」とあいさつ。

 初主演したアイドルグループ「スリジエ」の山本あこ(15)は「思っていた以上にセリフが多くて長かった。カツゼツがよくないので、かまないように、間や視線などいっぱい考えた」とコメントした。

 続けて「テレビで見るとすごく穏やかな感じで、しっかりしているイメージはなかった。でも、いざ現場でお会いすると、すごくまじめな方々で、いい意味でギャップがあった」と、デビューしたばかりにもかかわらず、妙に上から目線で大先輩の温水、つぶやきの印象を語った。

 これに対して、かつて一世を風靡したつぶやきは「若いから知らないよね、俺のことなんか」とすねると「(山本が)かんだところが使われていたね。そこが唯一の見どころ」とやり返した。

 また、青葉桃花(22)は「つぶやきさんはテレビで見たまんま、最初から最後までコメディアン。笑いの絶えない現場だった。温水さんはおっとりしたイメージだったが、現場ではすごくまじめに演技に取り組まれていてとても勉強になった」と話した。