契約解除・山口達也に残された道 極楽・山本方式にも難問山積

2018年05月08日 11時00分

謝罪会見した山口達也だが…

 強制わいせつ容疑で書類送検され、1日に起訴猶予となったTOKIOの山口達也(46)が6日、所属するジャニーズ事務所から契約解除された。本紙は事件発覚直後に「解雇必至」と報じていた。現役トップアイドルが女子高生を自宅に呼んで無理やりキスをするという前代未聞の事件で、ついに山口に事実上の“クビ”が言い渡された格好だが、そんな山口に再起の道は残されているのか――。

 山口の契約解除を受けて、TOKIOメンバーの国分太一(43)は7日、司会を務める「ビビット」(TBS系)で「心のケアとして、専門的な医者がつかなければいけない状況になっている」と山口の現状を語った。

 ジャニーズ事務所が6日に発表した文書によると、TOKIOのリーダー・城島茂(47)とジャニー喜多川社長(86)が同日に協議を行い、山口が城島に預けていた事務所宛ての退職願を受理に至った。本人からも直接、ジャニー氏に「事務所を辞めたい」と強い意志表明があったことが明かされた。一方で「今回の事件での意思決定と責任はすべて弊社にある」という記述もあり、山口が事実上のクビだった可能性もうかがわせる。

 山口の今後については「一人の人間として再び社会に復帰するためには、本人の強い意志と周囲のサポートが不可欠」と指摘。事務所側が積極的かつ継続的に必要な支援を行っていき、「どのような形であれ未来を描けるまでを具体的に支援することが弊社の責任」とした。

 事件は2月12日の夜、山口が住む都内のマンションで起こった。酒を飲んで酩酊状態で被害女性とその友人を電話で呼び、被害女性に強引にキスをする蛮行を働いたが、3月末に警察から事情聴取されるまで事件性を認識していなかった。

 4月に入って同事務所にも報告しながら、山口はその後も何食わぬ顔をしてテレビ番組に出演し続けていた。本紙既報のように、書類送検が発覚する前日の4月24日も涼しい顔で、事件のきっかけとなったNHKの番組の収録を行っていたことが分かっている。

 書類送検が報じられると、翌26日に山口は謝罪会見。「もし待っていてくれる場所が、私の席がそこにあるのならば、またTOKIOとしてやっていきたい」と復帰願望を口にしたことで、猛批判を受けた。

 今月2日には、山口を除く城島、国分、松岡昌宏(41)、長瀬智也(39)のメンバー4人も会見を行い、山口から退職願が出されたことを明らかにした。その上で、山口を慕っていた松岡が「正直、あんたは病気です」「TOKIOが甘えの根源ならなくなればいい」などと突き放したかと思えば、国分は「どうしても見捨てられない自分がいる」と話すなど、各自の揺れる思いが浮き彫りになった。

 そんな状況でジャニーズから発表された契約解除だが、山口に残された道として復帰の可能性を指摘する関係者もいる。

「契約解除されたことでジャニーズの所属ではなくなったけど、『TOKIOを脱退した』とはひと言も言ってない。これと同じパターンが山本圭壱。事件直後に吉本興業から契約解除されたけど『極楽とんぼ』は解散しなかった。山口も同じことが十分起こりえる」(芸能関係者)

 山本は一昨年、テレビ出演し吉本にも復帰したが、事件から10年もかかった。本紙は2日付の紙面で「山口もテレビ復帰までに山本と同様、10年くらいかかる」という関係者のコメントを報じている。それほど山口と山本のケースは似ているのだ。ともに未成年女子に対する事件。示談が成立し、不起訴になった点も共通している。

 ただ加藤は「極楽とんぼ」を解散することなく、山本を復帰させるために関係各所に頭を下げ続け、何とか復帰にこぎつけた。

「山口もジャニーズは辞めても、TOKIO脱退を発表しないのは、いずれ復帰することを見越しているのでは。なにより契約解除しながらも、ジャニーズが全面支援を表明しているからね」(前出芸能関係者)

 ただ、現在の山本はそれほどテレビで活躍しているわけではない。山口が復帰に10年かかれば、56歳でその時期を迎えることになる。この年齢でアイドルとして復活できるのか。さらには強制わいせつのイメージをスポンサーが敬遠するのは間違いなく、たとえTOKIOに復帰できても、山口にも厳しい道が待っているのは間違いないところだ。