【131】水木しげる先生が広めた妖怪「一反木綿」

2015年12月04日 12時00分

上空高くを飛行する一反木綿らしき存在

 11月30日、水木しげる先生が亡くなった。

 水木先生は言わずと知れた妖怪漫画の大家であり、世間一般に妖怪という存在とその楽しみ方を広く知らしめた功労者である。今現在の妖怪の概念は“水木妖怪”という基礎の上に成り立っていると言っても過言ではない。

 水木先生が日本の妖怪、怪物、UMA界に与えた影響は大きいのである。今回はその水木先生が広めた妖怪に焦点を当てよう。

「一反木綿」は漫画・アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターとして人気があり、見た目は名前の通り一反(長さ約10メートル、幅約30センチ)の白い木綿の布のようで、空をヒラヒラと飛んでいる妖怪だ。作中では鬼太郎たちを運んで飛ぶ移動手段として重要な役割を持っていた。攻撃方法は軟らかく長い、そして丈夫な性質の体を生かして敵をぐるぐる巻きにして窒息死させるというもの。

 また、作中では長崎弁で語るキャラクターとして親しまれている。シンプルながら特徴の分かりやすい見た目、経験豊富で頼りがいのある知識、長崎弁で話すひょうきんな性格などから非常に人気が高い妖怪なのだ。

 余談だが、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の1、2作目では寡黙な性格だった。

 その方言からも分かる通り長崎県を中心に福岡、鹿児島と九州に伝承がある妖怪という設定が生かされている。

 一反木綿らしき存在の目撃例は今でも続いていることはご存じだろうか。2015年1月には筆者のツイッターのフォロワーの方が謎の白い飛行物体の撮影に成功した。それがこの画像である。意思を持っているかのように動き、見ていても非常に不気味だったという。形状や大きさから言っても、ただのゴミやビニール袋とは考えづらい。

 この画像が撮影されたのは長崎県で、撮影者の方は長崎県の別の場所でも同じような飛行物体を目撃しているのだそうだ。やはり長崎県の付近に一反木綿が存在する何かしらの理由があるのかもしれない。

 その一方で全国にも一反木綿の目撃談はややあるようだ。2003年にポプラ社から刊行された「怪異百物語〈1〉現代の妖怪」によると、静岡県で小学生が半透明の長い布のような奇妙な存在を目撃している。

 2004年に筆者もゲストとして参加した、いたこ28号さん(サイト「あっちの世界ゾーン」主宰)が開催した怪談ライブでも、お客さんの一人が一反木綿の写真の撮影に成功している。この撮影者が上空高くを飛行する一反木綿らしき存在に遭遇したのは岐阜県だった。

 UFOカメラマン・コンタクティの武良信行さんも兵庫県で一反木綿と遭遇しており、撮影に成功している。武良さんが見たものは体長30メートルもあって、天空へと上昇するような動きだったという。目撃した武良さんは水木しげる先生の親戚であるのは単なる偶然なのだろうか。妖怪、UFOと不思議な世界と触れ合う血筋なのかもしれない。

 未知の知的生命体としての妖怪、地球外の存在かもしれない未確認飛行物体、そのどちらの可能性もはらんでいる現代の「一反木綿」。今ごろ水木先生を乗せて空を飛び回っているのかもしれない。

 

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