【90】ベネズエラのジャングルに潜む凶悪な類人猿!?「モノス」

2015年02月20日 12時00分

 今回紹介する未確認生物はUMAファンなら一度は目にしたことがあるだろう。有名な捕獲写真が撮影されている獣人型未確認生物「モノス」である。

 1929年、スイスの地理学者フランソワ・ド・ロワを中心とした探検隊が油田開発の調査のためにベネズエラとコロンビアの国境地帯付近を訪れた際、現地を流れるタラ川付近で奇妙な2体の類人猿に襲われたという。

 体長は1・5メートルほど、全身は黒褐色の毛で覆われており、彼らに向かって大きく咆哮して威嚇してきた。さらにこの類人猿たちは手にした木の棒を振り上げ、また糞を投げつけるなど非常に攻撃的な様子だったため、身の危険を感じた探検隊は銃で対抗、うち一体を射殺した。もう一体はジャングルの奥へと逃げ去った。

 射殺された類人猿は解体されて食料になったが、その前に姿が分かるように、石油の箱に座らせて記録写真が撮られた。画像がその時撮影された写真である。

 大きな目と体に比べて長い腕、大きな手が特徴的だ。なお、性別はメスで尻尾がないという身体的特徴があった。

 ド・ロワは証拠として類人猿の頭骨を保管していたそうだが、現地で壊れたので捨ててしまったという。

 ド・ロワが類人猿に遭遇してから9年後、知人の人類学者ジョージ・モンタンドンがこの類人猿を新種であるとして「アメラントロポイデス・ロイシ」の学名で発表し、注目を集めることになった。

 さて、この類人猿の正体であるが、身体的特徴から現在では現地に生息するクモザル説が濃厚である。またクモザルは長い尻尾を持っているが、写真は真正面から撮影されたもの一枚だけであるので、本当に尾がなかったのかの判別はつけようがない。

 だが一方で、彼らは本当に未知の類人猿と遭遇していたのではないかとする説もある。1954年、同地を訪れた英国人ハンターが2頭の大型の猿と遭遇。つかみかかられたが、手元にあった大きな石で追い払うことに成功したという。

 また、2011年8月16日放送のフジテレビ「中居正広の世界はスゲェ〜ココまで調べましたSP」も、もしかしたらモノスではないかと思われる生物を撮影している。番組では通常のクモザルよりも後ろ足に特徴があるとしていたが、筆者はクモザルの大きい個体をモノスと強引に呼んでいる可能性が高いとみている。

 ともあれ、まだ未確認の生物が南米のジャングルに生息している可能性は捨てきれない。もしかすると近い将来、モノスは新種の生物として発見される日がやってくるのかもしれない。

 

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