【山口敏太郎の現代妖怪図鑑95】東京・青梅の某トンネルに出没する「おいでおいで婆」

2022年07月06日 11時30分

おいでおいで婆
おいでおいで婆

 オカルト評論家・山口敏太郎氏が都市伝説の妖怪、学校の怪談、心霊スポットに現れる妖怪化した幽霊など、現代人が目撃した怪異を記し、妖怪絵師・増田よしはる氏の挿絵とともに現代の“百鬼夜行絵巻”を作り上げている。第95回は「おいでおいで婆」だ。

東京都青梅市は今から20年ほど前に筆者がまちおこしで関わったことがある。その時に昭和レトロ商品博物館館長から聞いた話である。

 青梅市の某トンネルといえば、心霊スポットとして有名で、そこを車で移動していると、道端に立っていた1人の老婆から手招きをされる。なんだろう?と思って見つめていると、思わずハンドルをとられ、事故を起こしてしまうという。これが現代妖怪「おいでおいで婆」である。

 筆者もそのスポットに行ったことがある。ファミリー劇場のオカルトバラエティー番組「緊急検証!シリーズ」の撮影が終わって撤収しようとした時、撮影現場には誰も残ってないと思われたのだが、背後から奇妙な声が聞こえた。「待って」という若い女性の声だった。誰か残っているのかな?と思って振り向いたが、そこには誰も残っていなかったのだ。

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