中央アフリカに生息する2つの名を持つ大型ネコ科生物「ヴァッソコ&ガッシングラム」の正体

2022年01月14日 12時00分

【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑448】2022年、今年の干支は寅=虎だ。前回の記事ではトラのような特徴を持つオーストラリアのもう一種の「タイガー」、こと「クイーンズランド・タイガー」について紹介させていただいた。今回もトラに似た未知の大型ネコ科生物のUMAについて紹介しよう。

 今回紹介するのは中央アフリカ共和国で目撃されたという「ヴァッソコ」だ。ヴァッソコでの目撃証言は20世紀でも多数上がっており、新種の大型ネコ科生物ないしは絶滅したと思われていた生物が生きていた事例ではないかと考えられている。

 ヴァッソコは中央アフリカ共和国にて報告された生物だ。ヴァッソコに関する情報を集めたベルナール・オイヴェルマンズ氏と、情報提供者であるモードリー氏によるとヴァッソコは馬ほどの大きさがあり、頭はやや低く、犬のように小さな耳を持ち、非常に長い牙を持つ大型のネコ科生物であるとのこと。ネコ科生物の目が夜になると光るのはよく知られているが、ヴァッソコの場合は「灯台のように周囲を明るく照らす」そうだ。毛皮の色は不明だが、毛深い足ないしはふさふさの尻尾で地面についた足跡を消すと言われている。山奥の洞窟に住み、鳴き声は象に近いという。どう猛なハンターであり、獲物を背中に乗せて運ぶことができると言われている。

 さて、このヴァッソコに非常によく似たUMAも存在している。それが「ガッシングラム」だ。ガッシングラムは同じ中央アフリカ共和国のヴァカガ県ウアンダ・ジャレで報告された大型ネコ科生物のUMAだ。ライオンよりも大きく、全身は茶色で目がランプのように光るという特徴を持っている。ウアンダ・ジャレに住むユル族の人々が目撃したとされており、夜行性なのか日中に目撃される事は極めてまれで、この時はボンゴ山地の洞窟に獲物を運ぶ様子が目撃されたそうだ。

 ガッシングラムの特徴が前述のヴァッソコによく似ていることから、研究者からは「地域や部族によって呼び名が違うだけで、未知の大型ネコ科生物が生息しているのではないか」と考えられている。正体としては有名なサーベルタイガーことスミロドン等が属しているマカイロドゥス亜科の生物が、現在のライオン等の大型ネコ科生物との生存競争に敗れ、山岳地方へ追いやられたものではないかと考えられているそうだ。

【参考記事】
https://cryptidarchives.fandom.com/wiki/Vassoko
https://cryptidarchives.fandom.com/wiki/Gassingr%C3%A2m

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