【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑446】これまでさまざまな未確認生物を紹介しているが、未確認生物の中には明確な実体を持たず、写真や動画でのみ捉えられるものも存在している。有名どころでは高速で飛行するという「スカイフィッシュ」や真っ黒い影のような「シャドーマン」などが該当するだろう。

 今回、海外で注目を集めたのは、数年前に撮影されたという謎めいた青白い光を放つ「ライト・クリーチャー」だ。数年前に開催されたパーティーで撮影されたものだという。米ミステリーサイト「アンエクスプレインド・ミステリーズ・ドットコム」が報じた。

 男性の頭部に青い炎のようなものがついている。火事かと思ってしまうが、よくよく見てみると、青い光の中に白く輝く骨格のようなものが確認できる。その骨格は猫のようだが、足が何本もあるように見える。また、男性の上半身を抱きかかえるように青い帯状の光が取り巻いているのだ。

 この写真は、青く輝く物体を頭に乗せた姿を撮影された男性が所有している画像だという。男性はこの日、倉庫を会場にしたパーティーに参加していたという。参加者は皆DJのパフォーマンスやライブミュージックを楽しみ、スマホで録音したり写真を撮ったりしていたそう。男性も友人らと楽しんでいたところ、知らない人に声をかけられたという。その人はたまたま写真を撮っていたところ、男性にまとわりつく謎の光が写ってしまい、驚いて声をかけてきたのだという。

 男性は「その画像がとてもクールだったから」として譲ってもらい、ずっと保存していたという。だが、同時に、どうしてこのような光が写ってしまったのか不思議がっていたそうだ。

「何かしらの非常に論理的な説明が出てくるのではないかと思っていますが、光の異変やカメラのトリックについてネットで調べてみても分かりませんでした」

 果たして、この青く光り輝く物体は何なのか。男性の言うように、何らかのカメラやレンズの異常で写り込んでしまったものである可能性が高いが、どのような条件でこのような特殊な光学効果が得られるのかはまだ分かっていない。もしかしたら、光り輝く謎のクリーチャーだった可能性もある。ぜひ、皆さんも写真を確認して正体に迫ってみてほしい。

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