【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑444】南米のUFO研究者でジャーナリストとして知られるヘクター・エスカランテ氏が、今年の11月にベネズエラで奇妙なUMA「カラカス・レプティリアン」の報告を行っていた。

 ヘクター氏はアドリアン・エスカランテ氏から聞いた話として、11月6日にベネズエラの首都カラカスの中心部にある住宅にて、奇妙な足跡が見つかったと報告している。

 アドリアン氏によると、とある住宅の2階にて、奇妙な足跡が発見されたという。長さ25センチ程度でつま先が異様に長い、泥にまみれた足跡だった。足跡は複数確認されたそうだが、奇妙なことに足跡の残された部屋のドアには鍵がかかっていた。また、窓の外には鉄製の格子がはまっており、大きな生物は到底入り込むことはできなかったとみられる。

 しかも、扉や階段、壁等他の場所には足跡は残されていなかったため、どうやって足跡の主が入り込んだのかも分からなかったという。住人は留守だったそうだ。また、当日は雨も降っていなかったため、泥がどこから来たのかも不明とのこと。

 ベネズエラでは「チュパカブラ」の目撃例があり、また「モノス」という獣人型UMAの報告例があるが、ヘクター氏は足跡の主はまた別の生物だと考えているようだ。

 足の形から最も近い生物はカイマンワニだそうだが、この足跡に匹敵する大きさのカイマンは既に絶滅してしまった種になるという。

 だとすると、爬虫類型の未確認生物が足跡を残したというのだろうか? これらの報告を総合して、「レプティリアンが足跡を残したのでは?」という意見も寄せられている。

 残念ながら、カラカスで発見された謎の爬虫類のような足跡について分かる事は少ない。しかし、ヘクター氏は足跡について追って調査を行うとのことなので、もしかしたら足跡を残したレプティリアンの正体が突き止められる日は近いのかもしれない。

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