霊長類の権威が聞き込みして判明した?「エクアドルの謎の獣人」

2021年11月05日 12時00分

エクアドルの謎の獣人は身長180センチほどだったという
エクアドルの謎の獣人は身長180センチほどだったという

【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑439】ヒマラヤの雪男や北米大陸のビッグフットなど、世界各地に獣人型UMAの目撃例は存在している。しかし、気になるのが、こういった未確認生物の存在について生物学者や霊長類学者がどのような見解を持っているのか、という点だ。

 専門家であるため、存在を肯定する人は少ないだろうが、その証言については一定の価値があると考える人はいるのではないだろうか。目撃証言を精査していけば、これまで知られていなかった生物の行動パターンが明らかになるかもしれないし、もしかしたら本当に新種の生物の発見へつながる可能性も捨てきれないからだ。

 今年、チンパンジーの世界的な権威であり、霊長類についての知識も豊富なジェーン・グドール博士が、最近のGQ誌のインタビューで、とある未確認生物の存在に触れて注目を集めた。それは彼女が過去にエクアドルへ旅行した時のこと。広大な熱帯雨林の中にある小さな村へ、何時間ものフライトでたどり着いた後、彼女はタウンクライヤーと話をしたという。タウンクライヤーとは、ニュースを持って村から村へと移動する人のことだ(この時はまだ道路が整備されておらず、電話などの遠距離通信手段にもとぼしかったという)。

 彼女は通訳を介して、村の猟師たちに森の中で「尻尾のない猿」を見たことがあるかどうか聞いてほしいと頼んでみた。すると、信じられないことに3人の猟師から「実際に見た」という回答が得られた。彼らによれば、その「尻尾のない猿」は「直立して歩き、身長は180センチくらいある」とのこと。

 まさに北米大陸のビッグフットのようだが、この時は前述のとおり、村までの通信手段が確立しておらず、彼らは現代のビッグフットについて何も知らなかった。「自分たちが実際に体験したことを思い出した結果、同様の生物の証言が出てきたのは非常に興味深い」と彼女は主張している。

 グドール博士は1960年にタンザニアのゴンベ・ストリーム国立公園で初めてチンパンジーを研究してから、実に60年以上もの間、人生をかけてチンパンジーについてより深く知ろうとしてきた人物である。そんな彼女が「未確認の霊長類の存在については否定しない」と何度も公言しているのだ。

 果たして、彼らが見た生物は何だったのか。南米パタゴニアにはかつて巨人族「パタゴン」が住んでいる、という伝説があった。パタゴンの話は大航海時代に南米に到達した船乗りが、普通の人々よりはるかに大きな先住民を目撃したことから生まれたものであり、現在では背の高い先住民族(現在のテウェルチェ族)だったのではないかと言われている。

 だが、同じ南米で他にも「体の大きな直立する類人猿」の証言が出てきたという点は非常に興味深い。もしかしたら、エクアドルのジャングルにも未確認の霊長類がいるのかもしれない。

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