ビッグフットといえば、北米大陸の森林や山地に出現する獣人型UMAだが、なんと英国でも同様の獣人が目撃されているという報告が上がって話題になっている。この英国でのビックフットは「UKビックフット」「ブリティッシュ・ビッグフット」などと呼ばれている。

 英国の未確認生物研究者デボラ・ハツウェル氏のレポートによると近年、ビックフットの目撃件数が増えているという。エリアとしては、コーンウォールから高速道路のA15まで広範囲にわたって目撃証言のマップが作成できたらしい。

 英国はヒマラヤや北米に比べて国土も森林面積も狭く、「イエティ」や「サスカッチ」のような獣人型UMAがひそかに生息するのは難しいとして、生息の可能性は低いと考えられてきた。

 しかし、デボラ氏によると、コーンウォールからハイランドまで数十年にわたり詳細な目撃証言が多数報告されており、地図に丹念にマッピングしてみると単なる見間違いとも断定できない状況になっているという。

 同様の証言をまとめる研究家は一般人からも出てきており、異常な目撃を報告するためのサイトを作っている人も存在している。

 デボラ氏によれば、獣人型UMAの報告はスコットランド、ウェールズなど全土におよび、さらにアイルランド、スウェーデン、フランス、ドイツ、オランダ、バルト諸国を含む多くのヨーロッパ諸国から収集されているという。