【UMA図鑑(34)】いまや環境保護のシンボル「本栖湖のモッシー」

2014年01月24日 12時00分

 UMA(未確認生物)の代表格といえば、英国最大の淡水湖であるスコットランド北部のネス湖に出現するネッシーを思い浮かべる方も多いだろう。日本でもネッシーに酷似したUMAとして鹿児島・池田湖のイッシーや北海道・屈斜路湖のクッシーが知られている。今回紹介するのは彼らの兄弟分とも言える、富士五湖は本栖湖に生息するとされているモッシーだ。

 一説によると、モッシーは体長が約30メートルあり、背中にいくつかのコブを備え、ワニのようなゴツゴツした体をしている。顔もワニに似ているとの証言や、蛇に似ているという証言もある。

 モッシーは1970年代を中心に何度か出没しており、72年のケースでは早朝に湖の畔を散歩していた人が、突如湖面が泡立ち巨大な背びれが出現するのを目撃。背びれの主は目撃者のいる岸から50メートルほど近くまで接近した後、水中へと姿を消した。

 また、同じ70年代にはモッシーを捕獲しようとマグロ用の網を仕掛けておいたが破られた。魚群探知機に巨大な影が映ったなどの事例が複数報告されている。

 87年にはアマチュアカメラマンのY氏が富士山を撮影していたところ、湖面からコブのようなものが現れ、5〜6メートルほど湖面が盛り上がるのを目撃、コブが泳ぐ様子を撮影することに成功した。なお、水面下にはヒレが確認できたという。他にも神奈川県在住のN氏も同年にモッシーの撮影に成功している。

 モッシーの正体に関しては諸説あり、中でも有力視されているのが、一時期放流されていたチョウザメが限定された環境で非常に大きな個体へと成長したとする説だ。

 他にも昔から語り継がれている竜神の伝説と関係が深いのではないかとする説もある。現地には本栖湖の竜神が富士山の噴火を予言したおかげで天災を免れたという話も残っており、本栖湖は富士五湖の中でもっとも深く隣接する西湖及び精進湖と地下水脈でつながっているとする説もあるため、何らかの巨大生物が生息していたのではないかとする説もある。

 今ではモッシーは本栖湖のキャラクターとして定着しており、環境保護活動のシンボルキャラクターおみやげのグッズなどでその名を確認することができる。富士山や富士五湖の方に観光に行く方は、記念として購入してみてはいかがだろうか。

 

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