【UMA図鑑(24)】富山・魚津市に出現した巨大猫は飼い猫の突然変異体か?

2013年11月15日 12時00分

  日本がかつて大陸と陸続きだったころ、日本列島にも多くの山猫がいた。現在は沖縄の西表島に生息するイリオモテヤマネコ、対馬に生息するツシマヤマネコしか残っていないが、本州にも山猫が生き残っている可能性は高い。

「山のふしぎと謎」(上村信太郎)によると、1968年12月8日、富山県魚津市貝田新の住民・山田源平氏が山中で茶色い大型の猫に襲われた。たまたま持っていた2メートルの棒で打ち殺したが、体長68センチ、尾の長さ22センチもある巨大な猫だったという。

 念のため、富山県の林政課は国立科学博物館に鑑定を依頼したが、結果はイエネコが野生化したものだという結論で落ち着いた。

 また、谷川岳でも1951年に肩ノ小屋という山小屋の元経営者、吉田貞次氏によって山猫が目撃されている。

 日本で山猫が生息している地域でも、過去には現存種と違う巨大な山猫の目撃証言があり、西表島では「ヤマピカリャー」、対馬では「トラヤマネコ」と呼んで区別していた。目撃証言も複数あるだけに、もしかしたら山猫が絶滅を逃れて山奥で生活しているのかもしれない。

 また、それ以外の説として、イエネコから発生した突然変異体がこの山猫ではないかとするものもある。飼い猫は野生化すると、個体のサイズが1・5〜2倍に大きく成長するという報告があり、英国に現れる大型の猫UMAであるABC(エイリアン・ビッグ・キャット)も野生化した元飼い猫の可能性が高いとされている。

 また、大型長毛種の飼い猫のメインクーンは、野生化した猫とアライグマの混血によって生まれたものであるとする説がある。最近、日本でもペットから野生化したアライグマが畑や建築物を荒らすという被害が報告されている。一連の山猫もイエネコとアライグマの混血種だった可能性がある。

 日本ではひそかに新種の山猫が生息範囲を広げているのかもしれない。

 

■関連動画■イリオモテヤマネコ
YouTube Preview Image

■関連動画■メインクーン

http://www.youtube.com/watch?v=lkvj_w4vOec