【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑354】遊覧船と衝突し失神して湖底へ沈んだ?「ネッキー」

2020年03月20日 12時00分

米ニューヨークのセネカ湖に現れた謎の巨大生物(ユーチューブから)

 未確認生物に遭遇した事例にはさまざまなものがあるが、中には衝突事故で失神した!?という〝珍例〟も存在している。

 1899年のこと。米ニューヨークのセネカ湖で湖を航行中だった遊覧船「オリティアニ号」が泳ぐ謎の巨大生物と遭遇。巨大生物は多くの観光客や船員らに目撃されながら次第に遊覧船の方に近づいてきて、ついには衝突してしまったのである。

 その時の衝撃があまりに大きかったせいか、生物は船のそばで動かなくなってしまった。船長は船の側に浮かんだ生物の回収を命令。船員もロープを生物の体にかけたが重みでうまく引き上げられず、最終的には巨大生物の姿はセネカ湖の底へと沈んでいってしまったのだという。

 この生物の体長はおよそ7メートル。全体は細長く、衝突前は体を上下にくねらせて泳いでいた。また、衝突事故の際に近くでこの生物の姿を確認した人によれば、大きな口の中には鮫のような鋭い歯が並んでいたそうだ。

 この時の生物が一時的に気を失っていたのか、それとも衝突のショックで死亡してしまったのかは分からない。しかし、このセネカ湖には昔から巨大生物が生息しているという伝説があり、ネーティブアメリカンたちも古くからその存在を知っていたという。

 正体については諸説あるが、衝突事故の際の報告から絶滅した古代のクジラ、ゼウグロドンなのではないかとする説が存在している。

 現在では「ネッキー」という名前で呼ばれているそうで、今も実在を信じる人は多い。さらに2011年にはネッキーの姿を捉えたとする動画が撮影されている。地元の有志によるネッキー情報フェイスブックアカウントも作成されており、近い将来、ネッキーの姿が明らかになる日が来るのかもしれない。

【関連動画】Lake Monster Video
https://www.youtube.com/watch?v=0U_yVesZKp0