【251】ついに死体が打ち上げられた!? 米ジョージア州の「アルタマハ・ハ」

2018年03月30日 12時00分

地元メディアに掲載された「アルタマハ・ハ」の写真をイラスト化したもの

 3月16日、米国・ジョージア州のウルフアイランド国立野生動物保護区の浜辺に謎の生物の死体が打ち上げられて話題になった。

 発見者は最初、アザラシの死体と思っていたのだが、近寄ってみると、まるでネス湖のネッシーのような外見だったので驚いたという。

 イラスト(地元メディアに掲載された写真を元に作成)が問題の生物の死体だ。生物は全体的に緑がかった灰色で、約1・2〜1・5メートルの長さがある一対のヒレがある。長い首の先には小さな歯が生えていたそうだ。

 果たして、この生物の正体は何なのか。

 魚やイルカの死体ではないかとする見方もあるが、姿が違いすぎるという意見も出ている。そこで出てきたのが、死体が発見されたウルフアイランド近海に生息すると言われているUMA「アルタマハ・ハ」ではないかとするものだ。

 アルタマハ川の河口や周辺の島などで昔から目撃されている未確認生物で、イルカのような尾を持ち、体を上下にくねらせながら飛び跳ねるように泳ぐとされている。体長は6メートル前後、イルカのようだが、体は細長く、想像図ではネッシー寄りに描かれることが多い。

 過去の目撃証言によれば、口の中には鋭い歯が並んでいる、背中にはコブが2つあったともされている。また、2010年には「アルタマハ・ハ」らしき謎の生物が川を泳いでいく様子が撮影されてもいる。

 目撃証言は昔からあり、1735年にスコットランドからの入植者が川で泳いでいる「アルタマハ・ハ」らしき生物を目撃している。

 米全土に知れ渡ったのは、1981年の目撃情報が新聞に掲載されたことによる。この時は釣りをしていた人々が、スピードボートのような速さで泳いでいく「2つの大きな物体」を目撃。ここから「アルタマハ・ハ」は「非常に長い体」ないしは「背中に大きなこぶがあるのでは」と考えられるようになった。この目撃情報が新聞に掲載された後、現地からは「自分も見た」という目撃情報が相次いだ。

 現在では「アルタマハ・ハ」はすっかり地元に定着し、今では「アルティ」という愛称で呼ばれたり、ジョージア州ダリエンのビジターセンターには「アルタマハ・ハ」のフルサイズのレプリカも作られているほど人気のモンスターとなっている。

 今回死体で発見された生物は、あまりに「アルタマハ・ハ」の姿のイメージ図と合致していたうえに、魚やイルカにしても姿が違いすぎるということで注目を集めた。しかも発見場所のウルフアイランドはアルタマハ川の河口にも近く、生息域も重なっている。

 果たして、この生物の正体は何なのだろうか。現地では今も正体を追っているという。

【関連動画】2010年のアルタマハ・ハを捉えた映像