【249】今も生きている超巨大ジョーズ!?「メガロドン」

2018年03月16日 12時00分

アメリカ自然史博物館に展示されている「メガロドン」の歯型の模型

 未確認生物の中には、過去に絶滅したとされている生物が生き残っていた!というものも含まれている。本連載でも取り上げたシベリアのマンモスなどがそうだ。これらの絶滅生物は曲がりなりにも一度は地球上に生息していたこと、また絶滅が確定してから間がたっていないことなどを踏まえ、実は今もどこかに生き残っているのではないか?と考えられることが多い。

 中でも実在が信じられているのが、古代の海に生息していた巨大サメ「メガロドン」だ。

 このサメは約1800万年前から約160万年前あたりにかけて、温帯や熱帯の海に生息していたとされている。現存するサメの中では「ホオジロザメ」が大きく、体長は5〜6メートルぐらいとなっているが、「メガロドン」はその3倍ほどの15〜16メートルの大きさ、重さも約40トンはあったと推測されている。

 現代日本の町中を走っている観光用の大型バスが10〜12メートルであることを考えると、そのスケールが分かろうというものだ。

 化石は世界中で発掘されており、一時は復元すると30〜40メートルにもなると推測されていたが、さすがにそこまで成長することはないと考えられている。

 現生のサメで巨大なものといえばジンベエザメとウバザメが挙げられる(いずれも大きいもので10メートル)。これらのサメとの違いは、メガロドンが肉食性である点である。

 ジンベエザメやウバザメはプランクトンやオキアミなどの非常に小さな生物を主食としているが、実のところ口を開けて回遊していれば口に入ってくる生物でもあるので、エサの摂取は非常に簡単なものとなっている。

 しかし、メガロドンは自身の体をまかなうためのエサを活発に泳いで探し回らなくてはいけない。巨大な海生生物がいた古代の海ならともかく、生物の大きさが全体的に小さくなってしまった現代ではエサ不足に陥りやすくなってしまう。また、メガロドンは魚類、変温動物であり、冷たい海に適応することもできなかったため、絶滅してしまったとされている。

 メガロドンが絶滅した時期だが、今から1万年前と考えられている。現存している膨大な数の歯の化石を調べた結果判明したことなのだが、この鑑定結果が正しければ、メガロドンはつい最近まで海を泳いでいたことになる。しかも、20世紀にはいくつかのメガロドンらしき巨大なサメの目撃情報が報告されているのだ。

 1918年のある日、ニュージーランドのロブスター漁を行っている複数の漁師たちがオーストラリア・ニューサウスウェールズの沖合で巨大なサメを目撃している。水面下に動く35メートル以上もある巨大な白いサメだったという。あまりの恐怖のため、漁師たちは、しばらく海に出られなかったらしい。

 また、1954年にはオーストラリア船籍の船が船底に大きなサメの歯や歯形がついていたことを確認している。船底に残された歯形は直径2メートルにも及ぶもので、歯もホオジロザメのものにしては大きすぎたため、メガロドンと遭遇したのではないかという説が出たのだ。

 もし、メガロドンが温水ではなくある程度の冷水にも対応する能力を得ていたとしたら。サメは古代から姿を変えていない、生きた化石とも言われる生物である。もしかすると、広い海のどこかでメガロドンは今も悠々と泳いでいるのかもしれない。

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