【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑305】住宅街の運河に現れた「ノルマンディー・ネッシー」

2019年04月12日 12時00分

住宅街の運河に現れた「ノルマンディー・ネッシー」(ユーチューブから)

 未確認生物といえば、人里離れた山林の中や広い湖、海の中に生息していることが多い。また臆病な性格をしているのか、人間の近くには現れないことが大半だ。だが、中には市街地や民家の近くに出現する未確認生物もいるようだ。

 今回紹介する「ノルマンディー・ネッシー」と呼ばれる未確認生物もそのひとつだ。

 問題の生物が出現したのは米国・フロリダ州ピネラス郡マディラビーチの運河。動画を見ていただくと分かるが、運河の周囲は住宅地であり、ボートや桟橋も確認できる。本当に民家のすぐそばを流れていることがよく分かるものになっている。

 この生物が確認されたのは2009年のこと。運河のそばに住んでいるラス・シトロウ氏が目撃し、動画撮影に成功したものだ。彼は同年4月に巨大な謎の生物が運河の中を泳いでいる様子を目撃。その後もたびたび目撃したため、運河の近くに監視カメラを設置して、何か動きがあった際にはすぐ記録できるようにしたそうだ。

 その結果、同年11月に運河の中を泳ぐ巨大な生物の背中がはっきりと捉えられたのだという。撮影時、近所の人が周囲にいた時間もあったようで、動画の中には急に出現した生物に混乱して住民たちが集まってくる様子が一緒に映り込んでいるものもある。

 問題の未確認生物の大きさはおよそ9メートル。ヘビのようにくねる長い体を持っているものとみられている。また、シトロウ氏は2匹が一緒に泳いでいる様子を目撃したこともあるそうで、一方は少し小さかったそうだ。

 民家に近い運河に出ているため、巨大な魚のようにも思えるが、目撃した人々たちは魚ではないと証言している。どちらかというと「ウミヘビのように見えた」と証言する人もいるようだ。

 ちなみにこの未確認生物はノルマンディー通りに近いところを流れている運河に出現したため、「ノルマンディー・ネッシー」と呼ばれているらしい。

 今のところこの生物に関する続報はないので、もしかすると海から来た生物が運河に迷い込み、そして海に帰っていったのかもしれない。それにしても魚などの既知の生物であった場合は、住民らは目撃した際に正体に気がついたはずである。それが誰も正体が分からなかったということは、海にすむ未確認生物だったのであろうか。

 願わくは、この生物が再び姿を現す日が来てほしいものである。

【関連動画】
Original Normandy Nessie Monster Madeira Beach Video November 2009

Normandy Nessie Sighting 11-8-09 fc.mov