【175】ポーランドで発見された半魚人「マーマン」

2016年10月14日 12時00分

半漁人「マーマン」

 2015年9月にポーランドで衝撃の動画が撮影された。白い化学防護服をまとった何人かの人が川岸に降りていくと、やがて戻ってきた人々が運んでいるのは、足が尾びれになった人間の姿であった。

 黒い魚のような下半身をしたその人物?は待機していた救急隊員とともに、医療用ストレッチャーらしきものに乗せられて移送されていったのである。

 この映像については、遠目から撮影されているため、やや不鮮明ではあるものの隊員らの対応も非常にリアルなことから真実味のある動画として注目された。

 この未確認生物は「マーマン」だと言われている。

 マーマンは伝説上の半魚人、人魚の一種でゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズでも有名だ。日本人にとって半魚人の英語名が「マーマン」だと言っても過言ではないだろう。

 上半身が人間のような形状で手と頭部があり、下半身が大きな魚のような尾びれで、全身が鱗で覆われているようなイメージである。

 他にも2006年7月には、米国・フロリダ州フォートデソート海岸に真っ白なマーマンが漂着した。体長は1・5メートルほどで小柄な人間といったところだろう。オークションで日本円にして約18万円で落札されたのだが、あまりにもよくできた形状であったため、フェイクだというのが一般的だ。

 冒頭のポーランドのマーマンに話を戻そう。実はこの映像は宣伝用に作られたフェイク動画である可能性が高いと言われている。撮影された場所であるワルシャワは人魚に関係が深く、漁師の夫婦が網にかかった人魚を助けた地であり、豊漁が続くようになって発展したという伝説がある。

 このワルスとサワという夫婦の名前からワルシャワという地名がついたとされているのだ。この動画もワルシャワの広報用、たとえば話題性による観光目的に作成されたと見ていいのではないだろうか。

【関連動画】Merman pulled out of a river in Poland

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