【171】淡水にすむ巨大なタコか?「オクラホマオクトパス」

2016年09月09日 12時00分

ミズダコ

 そのものズバリ、米国・オクラホマ州に出没するタコのような未確認生物のことである。「オクトパス」とはいうものの、タコだけでなくイカのようだという証言もあり、頭足類の総称みたいなニュアンスだと思っていただきたい。

 オクラホマといえば、日本ではフォークダンス、いわゆるオクラホマ・ミキサーが有名だが、テキサス州やニューメキシコ州に接した温暖な地域である。また、州は海に面していないが、日本と同じく温暖湿潤気候だ。

 このオクラホマ州に存在する主に3つの湖に出現すると考えられている。ウーロガー湖、サンダーバード湖、テンキラー湖だが、観光客が多い湖のため、夏になると当然のように泳いだりして遊ぶ人たちも多い。そのため行方不明者や溺死事故者を出す結果となる。

 その不幸な人たちの原因がオクラホマオクトパスではないかとささやかれている。“オクラホマオクトパスが遊泳している者を引きずり込んで殺してしまう”と言われているのだ。

 オクラホマオクトパスの大きさはだいたい馬くらいなのではないかと伝わっている。そんな大きさのタコであれば、人間などひとたまりもないだろう。

 大きさ以外の特徴では体表は赤茶色、本数は確認できていないが触手のようなものを何本も持っていると言われている。タコやイカのように肉食で、人間も捕らえて食べてしまう可能性もある。どの湖も決して事故が多いような荒れた地形ではないため、奇怪な生物の存在の裏付けを強めているのかもしれない。

 ただし、前述したようにオクラホマ州には海がなく、オクラホマオクトパスの出現場所は湖である。これが問題である。タコやイカのような頭足類は海では非常に強い生物だが淡水には生息していない。遊泳能力も運動能力も高く、周囲に合わせて形態を変化して潜み、知能も高い。だから海の生態系の頂点に座していた時期もあり、淡水域に逃げるような状況になったことがない。

 そこから考えるに、もし目撃情報が本当ならば巨大な頭足類が生息しているよりも、もっと不思議な未知の生物の可能性が高い。

 古くから邪悪なもののモチーフとして使われることの多い頭足類であるが、その理由は軟体性や触手によるところが大きい。新たな、邪悪な見た目の生物が発見されるのであればお目にかかりたいものだ。

【動画】Oklahoma Octopus

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