
外食チェーンでは日ごろさまざまなフェアを開催していますが、12月は今年最後ということで、各社ともに気合の入った商品が多数登場しています。
そこで今回は、師走の慌ただしさの中でも食べ&飲み逃したくない期間限定メニューを3つまとめて紹介しましょう。
まずは、ハンバーガーチェーンの「バーガーキング」。
今年最後の自信作として、100%植物性パティを使用した「プラントベースワッパー」(税込み590円)が、12月11日から期間・数量限定で新発売!
約2年間の試行錯誤を重ねて完成したもので、直火焼きの100%植物性パティに、ピクルス、レタス、トマト、オニオンをのせ、ケチャップとマヨネーズで仕上げ、トーストしたセサミバンズで挟んでいます。
おいしさの秘密は、独自の〝直火焼き製法〟。大豆由来の植物肉は特有のくさみが苦手な人も多いですが、鉄板ではなくブロイラーでじっくりと直火焼きにすることで、スモーキーで香ばしく仕上がっています。
従来の代替肉バーガーとは似て非なるもので、肉の代わりではなく、あえて選んで食べたい一品です。

続いて、回転ずしチェーンの「スシロー」。
〝これまでのスシローを超えていく〟との心意気で開催中の「Go To 超スシロー PROJECT」の第2弾として、贅沢ネタを取り揃えたフェアが、12月16日から期間限定でスタート!
目玉は14日から先行発売された「超大切り!真鯛」(税別150円)で、生の状態で店舗に運ばれ、毎日皮引き・切りつけをしていて、新鮮で弾力があり、かむほどにうまみが広がります。
加えて、「気仙沼産フカヒレのにぎり」や「天然クエ」(同各300円)、「大切り生あわび」(同150円)、「倍とろ」(同100円)と、全5種の豪華ネタが勢揃い。
さらに、第1弾で好評だった国産とらふぐを、にぎり・皮湯引き・アラの唐揚げにして盛り合わせた「国産とらふぐ3種盛り」(同480円)も19日から登場します。

最後は、ハンバーガーチェーンの「モスバーガー」。
旭酒造(株)の「獺祭(だっさい)」と初コラボした「まぜるシェイク 獺祭‐DASSAI‐」(税別Sサイズ334円~)が、12月25日から数量限定で発売されます。
旭酒造(株)が製造する麹仕立ての「獺祭甘酒」と、「モスシェイク バニラ」を合わせたもので、ノンアルコールなのでお酒が苦手な人でもOK。
酒米の王様「山田錦」の等外米を50%まで精米し、すっきりとした甘さが特徴の「獺祭甘酒」をベースに作ったオリジナルソースが、やさしい甘さのバニラシェイクによく合い、獺祭の香りや米麹の風味を存分に感じられます。
飲み進めるにつれ、温度の変化で獺祭ソースの味わいがより深まるから、スプーンで混ぜて味の変化を楽しみ、じっくり時間をかけて味わいたいものです。
ノンアルコールとは思えないほど、お酒が入っているかのような味わいなので、忘年会が自粛の今年、このシェイクで乾杯もいいかも!?
ハンバーガーと日本酒とは一見ミスマッチのようですが、意外にも相性抜群で、さすがは日本の食文化や食材を知り尽くした、日本生まれのハンバーガーチェーンという感じ。
いずれもなくなり次第終了なので、食べ&飲みたい人はお早めに…。