【流行最前線~Trend News~】東海汽船の新造船3代目「さるびあ丸」が就航!

2020年06月27日 12時00分

スタイリッシュなデザインの3代目「さるびあ丸」

 東京・竹芝と大島、新島、神津島など、伊豆諸島を結ぶ東海汽船(株)の新造船3代目「さるびあ丸」が6月25日に就航しました。

 1973年に初代、92年に2代目が就航以来、約半世紀にわたって受け継がれ、愛され続けている名称を継承していて、同社では「橘丸」に続き6年ぶりの新造船となります。

 白に藍色が映える爽やかデザインの船体は、東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムに採用されたことでも知られる美術家の野老朝雄氏がカラーリングを担当。

〝繋ぐ〟をテーマに幾何学の原理を用いて、伊豆諸島沖を流れる黒潮のような藍色〝東京アイランドブルー〟で洗練された新しい雰囲気とともに、さわやかさを感じるデザインとなっています。

 とにかく巨大で、全長118メートル、幅17メートル、船の大きさの目安となる総トン数は、2代目「さるびあ丸」から1000トン以上もアップした6200トンに生まれ変わりました。

〝映えスポット〟は7階展望デッキにある

 にもかかわらず、燃費は約11%改善され、環境にも優しいスーパーエコシップとなっていて、船内エレベーターも設置されるなど、バリアフリーにも配慮しています。

 船内は、7階に思わず写真を撮りたくなる〝映えスポット〟がある展望デッキ、6階は眺めのいいレストランとステージ付きのデッキ、5~2階が客室です。

 客室は特等、特1等、1等、特2等、2等和室、2等椅子席と6種類あり、ファミリーやカップル、グループなど、ニーズに合わせて選べます。

 特筆すべきは「特等室」。大きな窓から眺望を楽しめる客室にはツインベッドにテーブル&イス、シャワー、温水洗浄トイレまであり、まるでホテルのよう。

 その他の客室も、カーテン付きの2段ベッドやリクライニングシート、顔の部分がパーテーションで仕切られた部屋など、プライバシーに配慮した空間となっています。

ホテルのような「特等室」は癒やしの空間

「さるびあ丸」といえば、夏の風物詩として2時間の東京湾クルーズを楽しめる「東京湾納涼船」がおなじみですが、出航前の時間を利用して行うものなので、今夏は運航の中止が決定しています。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、東京諸島への定期航路を維持するべく安全性の確保を最優先したそうで、残念ではありますが来夏に期待したいものです。

 同社では、東京・竹芝と熱海、大島、利島、新島などを結ぶ高速ジェット船「セブンアイランド結(ゆい)」の就航も7月に予定していて、ジェットフォイルの建造は国内では1995年以来で、25年ぶりとなる新造船なのでこちらも注目です。

 ようやく県外移動の自粛が緩和されたばかりで、まだすぐさま旅行というワケにはいきませんが、3代目「さるびあ丸」で旅する日を夢見て、今から計画を立てるべく〝脳内旅行〟してみては?