【流行最前線~Trend News~】食品ロスをおいしく削減する“激うまプレート”

2019年11月02日 12時00分

「Re‐Food.スペシャルプレート」は全6種

 10月30日は“食品ロス削減の日”だったってご存じ?

 令和元年5月31日に公布された「食品ロスの削減の推進に関する法律」が10月1日に施行され、10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められたのだとか。

 そんな中、食品ロスを減らす活動を行う団体、Re‐Food.は、外資系ラグジュアリーホテル「プルマン東京田町」(東京・港区)とコラボレーションし、“行き場を失った”4社の食品を使用した6種のメニューを開発。

「Re‐Food.スペシャルプレート」(税別1800円)として、同ホテル2階の「KASA」にて11月6日までの15~17時に、1日10食限定で提供中です(事前予約制)。

 気になるメニューは「カリカリスマイリーポテトではさんだ ミニ照り焼きチキンバーガー」「お魚マリネのフリット串 万能ねぎとジンジャーソースのせ」「水耕栽培のリーフ野菜と規格外レンコンを使った Re‐Food.ジャーサラダ」「とろけるコーヒームース~コーヒーキャビアを添えて~」「ストロベリーのクレープロール~ブルーベリーのせ~」「ザクザク新食感パフェ~イチゴトリュフ ホイップクリーム包みのせ~」の全6種。

かわいい見た目の「カリカリスマイリーポテトではさんだ ミニ照り焼きチキンバーガー」

 いずれも賞味期限間近な食材や規格外の野菜などで作ったとは思えない豪華な内容で、さすがは「プルマン東京田町」が誇る石井亮介料理長! 見て美しく、食べておいしい、目でも舌でも楽しめる“激うまプレート”に仕上がっています。

 例えば「カリカリスマイリーポテトではさんだ ミニ照り焼きチキンバーガー」は、殺処分されてしまう採卵鶏をパテに利用して、賞味期限が迫るポテトをバンズとして生かした、アイデアあふれるミニハンバーガーです。

 10月30日当日は「Re‐Food.×プルマン東京田町 開発メニューお披露目イベント『1日だけの特別なフルコース』が開催され、Re‐Food.の大北潤代表から食品ロスに関するレクチャーも行われました。

 同氏の説明によれば、日本では年間2759万トンの食品廃棄物などが出されていて、このうちまだ食べられるのに廃棄される食品「食品ロス」は643万トン(ともに農林水産省および環境省「平成28年度推計」から)もあり、食品系の焼却費は約1兆円にもなるとか。

Re‐Food.の大北潤代表が食品ロスの現状について説明

 料理研究家・食品ロス削減アドバイザーの島本美由紀氏は「食品ロスの半分は家庭から出ていて、1人当たり年間約2万2000円分もの食料が捨てられている計算になります」と警鐘を鳴らし、参加者に簡単にできる野菜の保存方法などの見直しをアドバイスしました。

 食品ロスが増えることで、二酸化炭素の排出量の増加など、さまざまな環境問題を引き起こし、近年大きな問題になっています。

 今回、おいしく生まれ変わった「Re‐Food.スペシャルプレート」が、食品ロスについて考えるキッカケになればいいですね。