毎回“死者が出る”過激な祭りにまつわる驚愕の話

2015年01月15日 12時00分

 某県で行われるお祭りは1000年以上の歴史があるとされている。毎回死者が出る?激しい祭りだ。その祭りにまつわる驚愕の話を聞いたことがある。

 地元民は「本祭では毎回死傷者が出ますが、大きく祭りを変えることなく、長く続いています。でも、実は準備や練習の時点でもケガ人、死者が出てるんです。ところが、これは絶対に公表されないんです」と明かす。

 前回、準備と練習だけで25回も救急車が出動したのだという。同地元民はその地域に住んでいるため、救急車が出動すれば、すぐに分かる。

「現場に駆けつける救急車も心得たもので、サイレンを鳴らさずにやってきます。そのうち何人がケガで何人が死亡したのかは分からない。なぜなら、準備の段階で死者が出ても、その年には葬式をあげず、翌年に葬式をするからなんです。準備、本番ともに祭りがらみで死んでも、遺族は祭りに恨みは抱かないし、民事訴訟も起こさない。逆に祭りが中止になる可能性が出るので、遺族は肩身の狭い思いをするぐらいです」

“隠蔽”は徹底されているようだ。

「準備の時点でも死者が出ているとなると、さすがに国から祭り自体の見直しを迫られるから、表沙汰にしないんです。本祭で死者が出ても、村の人たちは『死んだからといって軽々しく中止にできるような軽い祭りではない』と言って、死を悲しみつつも、祭りをやめないんです」(同)

 それにしても、現代社会でそのような自治体ごとの隠蔽などあるとしたら驚きだ。

 同地区近くの出身者は「安全対策はちょっとずつ厳しくなっています。でも、その祭りはイベントなんかではなく、厳かな神事。厳かに行われないといけない。他県の人には理解しがたいかもしれませんが、その地区の人たちは命がけでやっていることは間違いない」と語る。

(文化部デスク・三浦伸治)