銚子のUFO召喚イベントはとても楽しい

2017年08月03日 12時00分

 7月19日のTBS系「世界の怖い夜」で放送された心霊写真が、合成で作られたねつ造写真だった。番組終了後、写真の持ち主がツイッターで「写真を合成された」と訴えて発覚した。番組内で心霊写真だと鑑定した心霊研究家は7月21日、自身のブログで「偽造されたものに霊的なものが宿ることが増えている」と言い訳した。

 

 デジタル加工技術が発達し、心霊やUFOの写真、動画をいくらでも合成、偽造できる時代だ。ネット上には、くっきりはっきり写った“理想的”な心霊、UFO、エイリアンの動画や写真があふれている。オカルトマニアとしては、明らかにニセモノと直感できてしまうものばかりだ。

 

 ひと昔前は、ぼんやり写った何かが人の顔のように見えたりするのを霊だと怖がったり、空にある黒い点をUFOだと楽しんだり。オカルトマニアにとって、干し草の中から針を探すようなことこそが楽しかったものだ。

 

 そんな中、また、千葉・銚子市のUFO召喚イベントでUFOが撮影された。7月23日、オカルト研究家の山口敏太郎氏のプロデュースで開催された「銚子にUFOを呼ぼう 2017」というイベントだ。UFOを“仕込む”ことはできないので、まさにガチンコ。UFOコンタクティの武良信行氏や宇宙語を話すことができる小池了氏、UFO宇宙人研究家でアイドルの藍上など、怪しげなメンツが盛り上げた。

 

 私も昨年、このイベントを取材したが、UFOを見つける意図をもって、不特定多数の人たちと空を見上げるという行為は「出るわけないよなー」と思いつつもワクワクした。

 

 スマホのレンズを太陽のような強い光源に向けると、画面には緑の点が出たり、飛んでいる鳥の翼やチョウの羽の角度によっては黒い三角形のUFOのように見えたりするもの。自分の中ではネタバレしてしまったため、残念ながら自分でUFOは“撮影”できなかった。しかし、何人かは上空を撮影した際、黒い点や白い点を捉えることに〝成功〟。UFO撮影者は多く出た。

 

 今年のイベントは悪天候で空は雲に覆われていた。天候が徐々に良化する中、2人だけがUFO撮影したという。地元女子高生の写真には、黒く半透明な影のようなものが写り込んでおり、武良氏は「UFOです」と即座に断定したという。

 

 ちなみに銚子電鉄は各駅のネーミングライツを導入しており「君ヶ浜駅」はUFO事件史上最も有名な事件にちなんで「ロズウェル駅」と命名されている。ロズウェル駅とした株式会社ミストソリューション社も、今回もイベントの実行委員会に名を連ねている。同社の田代貢一郎代表取締役会長は「UFOで町おこししている銚子を『日本のロズウェル』と報じたのは東スポさんです。銚子の人々もUFOでの町おこしを喜んでますから、悪ノリかつ覚悟を決めて名づけました。UFO召喚を行なった武良さん、藍上さんは、これで銚子市では昨年から4戦4勝で勝率10割ということで、さすがとしか言いようがありません」と喜んだ。

 

(文化部デスク・三浦伸司)