Jリーグを活性化させる世界的スター選手の大補強

2019年03月04日 13時00分

 サッカーのJ1神戸が世界的なスター選手を大補強し、話題を集めている。2017年の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)を皮切りに、18年には元スペイン代表アンドレス・イニエスタ(34)、19年に同FWダビド・ビジャ(37)といずれもW杯で優勝経験を持つ選手が加入した。しかも日本人も代表級選手を相次いで獲得するなど、スター軍団を形成している。

 すでに昨夏から神戸戦のチケットはホーム、アウェーともに“ほぼ完売”が続き、今季はホームのチケットを大幅値上げしたにもかかわらず、好調な売れ行きという。テレビニュースでも神戸が取り上げられる機会は多くなっており、海外でもJリーグの報道が増えているなど、注目度は大幅アップ。一時期、停滞していたJリーグは活性化したと言える。

 日本サッカー協会の川淵三郎相談役(82)も「神戸は素晴らしい。本当に大物選手を取ってくれた三木谷さまさまだよ。世界から注目されるようになったし、Jリーグにとって大きな貢献じゃないか」と手放しで大絶賛。その一方で「Jリーグの各クラブは三木谷さんに続いてほしいと思うね。そこは期待している」と他クラブの積極的な“大型投資”を求めていた。

 そんな中、サッカー界で切望されているのは日本の“ビッグクラブ”浦和だ。かつて大型補強で国内のスターを獲得し、2008年には平均観客動員が4万7609人を記録。これは2018年の3万5402人と比べると、約1万2000人、年間にすれば約20万人も多い。そこで当時のような世間の関心を集め、話題を独占する神戸に対抗できるクラブとみられているわけだ。

 浦和なら資金面でも海外のスター選手を獲得できるはず。熱狂的なサポーターの存在もあってビッグネームが参戦すれば、神戸に匹敵する話題になるのは間違いないだろう。日本行きが噂されるドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのオランダ代表FWアリエン・ロッベン(35)や英プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表FWファン・マタ(30)らのスター補強を期待したところだ。

 すでに鳥栖が元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)の加入で話題となっている中、浦和やFC東京、横浜M、名古屋、G大阪にもスター選手が加われば、さらにJリーグが活性化するのは間違いない。特に2020年東京五輪を前に、日本は世界から注目されているだけに、今こそサッカー界を挙げて大攻勢に打って出るべきではないだろうか。

(運動部デスク・三浦憲太郎)