ヤンキース・ペーニャコーチの興味深い酒の飲み方

2016年09月26日 12時00分

 ヤンキース・田中将大投手(27)を取材するようになって3年目。「メジャー担当」というよりは“ヤンキース担当”といった感じのため「ビートライター」と呼ばれる番記者だけでなく、一部の選手やチームスタッフからも、わずかながら認知されるようになってきた。

 たまに声をかけてくれるのは、一塁コーチを務めるトニー・ペーニャ氏(59)だ。ドミニカ出身で現役時代は捕手を務めた。メジャーでは通算1687安打、オールスター出場5回、ゴールドグラブ賞も4度受賞している名捕手だ。指導者としても活躍し、メジャーではロイヤルズの監督、2013年の第3回WBCではドミニカ代表監督として優勝に導いている。

 陽気な性格もさることながら、ヤンキースには06年シーズンから在籍していることもあり、日本メディアとも気さくに会話をしてくれる。私もつたない英語ながら、何度か言葉を交わしたが、野球の話は一切なし。あるときはクラブハウスで「かみたばこ」を勧められ人生初挑戦。下唇の裏にすりつけたが、普通のタバコ自体吸わないこともあり、案の定「ウゲーッ!」と悶絶、ゲラゲラ笑われたこともあった。

 興味深かったのは「酒の話」だった。私が聞く限りでは、とにかく酒豪。当初はワインをたしなんでいたが、最近は「毎日、ウイスキーを一人で2本飲んでいる」という。しかも、その銘柄が「ジョニーウオーカーのブルーラベル。口当たりがスムースなんだ」。「ジョニ青」って同ブランドでもトップクラスのラベルではないか! さすが名門ヤンキースのコーチは違う。

 しかもその飲み方が興味深い。「ココナツウオーターと飲むんだよ。甘くないタイプのヤツがいい。そうすると(利尿作用で)アルコールが抜ける。二日酔いしないんだ」。さすがに「ジョニ青」には手が出ないが、これは試して損はなさそうだ。

 そういえば「自分は何でも飲むけどラム酒も好きだ」と告げると「そうなのか、今度いい酒をあげるよ」とペーニャコーチ。リップサービスだとは思うが、待ってみようと思います。

(運動部主任・佐藤浩一)