【競輪命】ライトレールでつかまえて

2020年07月29日 18時37分

浅井康太が見つめる7車立ての今とこの先、がある

 2010年8月の富山記念でスタートした東スポWebの競輪動画企画。今年も、新型コロナウイルスの感染、および拡大予防対策のもと、継続して行うことができている。ありがたい限りだ。限られた中になるとは思うが、少しでも富山記念を盛り上げられるよう、気を付けて取材を行いたい。

 7~9月の記念は7車立て9個レース制で開催される。当該する記念の取材は当方は初めてだ。前検日も、やはり「7車立てだとどう?」という話題が出た。浅井康太(36)のインタビューで深い話を聞けたので、ぜひ、そちらをご覧いただきたいと思います。

 9車立てに慣れ過ぎたため、まだイマイチの感じはある。だが、それはある意味で〝毒された〟体だから、であろう。20年、9車の競輪を見てきた体である。幽体離脱し、新鮮にこの7車立てを見て、競輪を覚える、始める機会のものとして見る視点も必要なのだ。

 近藤龍徳(29)の「自分たちは自信を持ってこの7車立てを走る、それが大事だと思う」というひと言も良かった。マイナスな側面を感じる心持ちを緩め、これからの世界を見据えられるシリーズにしたい。まだまだコロナ禍の収まりが期待できない今、木を見ず、森を見ながら、空も見上げよう。

 ライトレールは富山を支える一軸の交通機関。この度、JR富山駅を貫通する形となり便利さが増した。ガールズケイリン、ミッドナイト、モーニングと競輪界の交通模様は多岐にわたっている。7車立てもすでに定着する中で、記念の、S級の7車立ての行き先があるはず。無論、9車の競輪への愛着が薄れることはないし、その必要もないと思うが、大きな路線図の中で見据えたい。

 いろんな意見を聞きながら、現状を見極める材料として、原稿やインタビュー動画としてアップしていきたい。

☆前田睦生(まえだ・むつお) 九州男児。ヘアスタイルは丸刈り、衣装は吊るしのスーツで全国各地の競輪場の検車場を闊歩している。日頃の不摂生を休日の多摩川土手ランニングでなんとかしようとしている姿の目撃情報多数。