26日、サンリオピューロランド「こすぷれふぇすた2」で地下アイドル「仮面女子:アリス十番」と国民的人気キャラ「キティちゃん」の奇跡のコラボが実現した。仮面女子のライブにキティちゃんが登場。ラストの「夏だね☆」ではアイドルと一緒に踊った。このイベントを実現したのは、元アリス十番の月村麗華。今年6月、タレントからマネジャーに転身。「月村が初めて取ってきた仕事」(事務所スタッフ)だという。
アリス十番のリーダー・桜のどか(24)は「楽屋でキティちゃんまみれだった麗華ちゃんが、命を懸けて取ってきた仕事。さすが!といいたい」と感謝のコメントだ。
──マネジャーとして「仮面女子:アリス十番とキティちゃんの共演」実現させた
「キティちゃんだけでなく、(サンリオの)他のキャラクターも好きで、ユニットをやっている時(タレント)は来れなかったが、その前はかなり来ていた場所。すごい大好きな場所で仮面女子:アリス十番にライブをしてもらうことができて本当にうれしい。キティちゃんが一緒に踊る姿を見て泣きました。あのキティちゃんが、かつて自分が所属していた仮面女子:アリス十番と一緒に『夏だね☆』を踊るなんて想像もしていなかった。(ステージに)いてくれるだけでいいと思っていたが、キティちゃんは振り付けまで覚えてきてくれていて、さすがプロだなと思いました」
──タレントからマネジャーに転身して、ステージの見方は変わった?
「今日のステージ一つにしても、ライブをやるまでにたくさんの時間がかかっている。今までは、自分たちは与えられたステージで全力を尽くすだけだったが、このステージをやるために何か月も前から、打ち合わせをしてようやく立てるステージだという事が裏方に回って分かった」
──メディア露出が増えて仮面女子の知名度が上がってきた
「仮面女子は3ユニット(アリス十番、スチームガールズ、アーマーガールズ)の総称。人数が多いというインパクトだけでなく、3つのユニットだからこそ3か国同時ライブ(アリス十番=台湾、スチームガールズ=韓国、アーマーガールズ=国内)もできるので、いい作戦だと思います」
──新人ユニット(スライムガールズ)の教育係も務めている
「アリスプロジェクトの中の底辺ユニットも、昔に比べて力をつけてきている。それも、『仮面女子あっての』という部分があると思う。仮面女子候補生というのを出せますからね。個々も頑張っている。ただ、全員が(昇格)というのは無理だと思う。意識が高い子がいれば、少し足りない子もいる。漠然と『仮面女子になりたいけど、どうしたらいいか分からない』という子もいる。そこから具体的に何をしていかなければならないかなど話をしています。そういうタレントをどうやって上げていこうかというのは課題ですね」
──1年後には、仮面女子3rdワンマンライブが開催される
「今いるスライムガールズから来年のさいたまスーパーアリーナ(2015年11月23日に仮面女子3rdワンマンライブを行う)に出るメンバーがいてもおかしくない。そこを目指して一日もムダにしないで頑張ってほしい」

