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阪本良
文化部記者として芸能ニュースや事件ものの取材を担当。ネッシー、UFO・宇宙人や「マドンナ痔だった」などのハリウッドものも手がける。文化社会部長などを経て、現在は法務広報室顧問。
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従来のヤクザ映画を超えた「アウトレイジ 最終章」
2017年10月13日

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「アウトレイジ 最終章」(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)

「アウトレイジ 最終章」は北野武監督の究極のバイオレンス映画「アウトレイジ」シリーズの3作目で、タイトル通りこれが完結編になる。週末(7〜8日)の観客動員数で、「ナラタージュ」を抑えて1位(興行通信社調べ)の大ヒットスタートとなった。

 2大勢力の関東の山王会と関西の花菱会の抗争後、元大友組の大友(ビートたけし)は韓国に渡って、日本と韓国に影響力を持つフィクサー張会長(金田時男)の下で、市川(大森南朋)らを手下にして済州島の街を裏で仕切っていた。

 そうしたなか、済州島に遊びにやって来た花菱会の直参幹部・花田(ピエール瀧)が、大友らが仕切るガールズバーの女が気に入らないと女に暴行を働き、そのトラブルが元で大友の手下が殺され、張会長の組織と花菱会が緊張状態になる。

 一方、花菱会では先代の会長の娘婿の証券マン・野村(大杉蓮)が新会長の座に就いたが、野村のやり方が気に入らない古参幹部の若頭・西野(西田敏行)は敵意を燃やしていた。野村は西野を排除して若頭補佐の中田(塩見三省)を若頭にしようと暗躍し、西野は花田が韓国で起こした事件を利用して野村の追い落としを画策する。花菱会の内部抗争と花菱会と張グループの抗争が複雑に絡み合偉大事件に発展するなか、大友が市川を連れて日本に戻り大暴れするというストーリー。

 怒号と銃弾が飛び交い、裏切り、陰謀、欲望、嫉妬が渦巻くアウトローのヤクザ群像劇は壮絶で見どころが満載だ。西田、大杉、塩見、大森、ピエール、白竜ら個性派俳優たちが、濃いキャラをさらに増幅させ凄みのある演技を見せてドラマを盛り上げている。さらには大友の咆哮と暴走するバイオレンスとその後の屈折した表情といい、従来のヤクザ映画を超えたキタノ流フィルム・ノアールの世界が全開の作品になっている。(TOHOシネマズ新宿などで上映中)







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