究極の頭脳スポーツ「ケイリン」を東スポの〝伝道師〟がアナタに伝えます。
プロフィール
前田睦生
突撃隊長・前田睦生(まえだむつお)競輪命。九州男児。ヘアスタイルは丸刈り、衣装は吊るしのスーツで全国各地の競輪場の検車場を闊歩している。日頃の不摂生を休日の多摩川土手ランニングでなんとかしようとしている姿の目撃情報多数。 補佐・秋田麻子(あきたあさこ)趣味は競輪とプロレス観戦。なぜかアイアンマンヘビーメタル級王座1054代王者でもある。
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淡く白い景色
2016年08月15日

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 千葉県の松戸競輪場で開催された「第59回オールスター競輪」(GⅠ・熊本地震被災地支援)は15日、最終日を行った。“瀬戸内の要”岩津裕介(34)がGⅠ初優勝の喜びに包まれた。

 

 ラインとしては劣勢を強いられている地区にあって、敢然と戦い続けてきた。

 

 

 仲間の手によって高く舞った気分は、変えがたいものだったろう。素晴らしい限りだ。だが、背中に毒矢を打たれたような、そんな衝撃も受けた。同じようなファンも少なくはないかと思う。岩津の誇らしい笑顔を眺めつつ、情景が淡く、白く、薄らいでいく。

 

 表彰式を終え、真っ赤な目で囲まれた報道陣を前に「悔いはない」と強調した。いつもと変わらぬすがすがしい態度で、笑みを浮かべながら。確かに、レースには何の悔いもないだろう。村上義弘(42)とこれほどまでかと、壮絶な、凄絶なオーラをまとい、すべてを支配した。

 

 

 しかしもう、競輪の神様は悪趣味としかいえない。稲垣裕之(39)に一体何を背負わせようというのか。もちろんいつまでも待つつもりだが、空白が心に満ちる思いもある。――。

 

 話題を変えよう。今年度からダービーがゴールデンウイークに、オールスターがお盆の時期に移行された。5月の静岡ダービーは一定の成果があったと思うが、今回の松戸オールスターは厳しい結果になってしまった。売り上げは目標の115億円に届かず、107億円をやや超えた程度だった。

 

 近年、GⅠ開催が盛り上がりを欠き、最後の一手とも思える日程変更だったが、すでに再考の余地ありとなってしまった…。

 

 15日はボートレースでは24場、全場で開催があった。GW開催の時にも話題になっていたのだが、大型連休にGⅠをやるのと、平場の開催を全国的にやるのと、どちらが良いのかは難しい面がある。

 

 GW、お盆は家族総出で遊びに行くケースが多い。家族で場外発売をやっている場に行くことは……ないだろう。やはりそこは、本場開催の方がいきやすい。ボートレースの手法と比較して、検討する必要があるだろう。売り上げが伸びていれば、それで良かったのだが、想像以上に厳しい状況にあったのだ。五輪開催中や、諸条件もあるだろうが、精査して次につなげてほしい。

 

 

 場内はお祭り騒ぎで、熱戦続きに大歓声の盛り上がりだった。しかし、やはり! 考えないといけないものがある。

 

 それにしても、岩津のような誇り高い背中を持ちたいものです。一軍の将、という感じがすさまじくカッコいいのです。







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