究極の頭脳スポーツ「ケイリン」を東スポの〝伝道師〟がアナタに伝えます。
プロフィール
前田睦生
突撃隊長・前田睦生(まえだむつお)競輪命。九州男児。ヘアスタイルは丸刈り、衣装は吊るしのスーツで全国各地の競輪場の検車場を闊歩している。日頃の不摂生を休日の多摩川土手ランニングでなんとかしようとしている姿の目撃情報多数。 補佐・秋田麻子(あきたあさこ)趣味は競輪とプロレス観戦。なぜかアイアンマンヘビーメタル級王座1054代王者でもある。
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今回の措置は理解できん
2014年09月01日

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競輪祭の最低出走本数が話題になっている。新選手会騒動で自粛(5~7月)した選手で、選考期間の3~8月で必要な24走に足りない選手がいる。それを自粛期間があった選手は18走でオーケー、とするというのだ。

 

???

 

GⅠの売り上げが高松宮記念杯、寛仁親王牌と悪かったため、GⅠには自粛したトップ選手をどうにかして走らせようということだろう。だが制裁を受けて自粛したわけである。そんな優遇があるとは、到底理解できない。

 

この措置で、108人から漏れることになる選手は、自分の存在意義を疑ってしまうだろう。まともに、普通に戦って得た権利を、超法規的措置で奪われてしまうのだ。ありえない話だ。

 

GⅠには選考委員会がある。9月の中旬に、このことは決定される見込みだ。この決定のもとになる条項、条件はあるのか? ただの特例? 最低限のルールを変えてしまうわけだが、基づくものを示してほしい。

 

正直者がバカをみる、とは世の中よく言われることだが、それよりもひどい事態。至極真っ当にルール上の権利争いを行った選手。彼らから、その権利、戦った価値を奪うわけだ。人として、理解できない。許されることでもない。

 

もはや「SS11」として新選手会を立ち上げようとした行為は、なんでもなかったことのようになっている。オールスターは選考期間が1~6月で、制裁の自粛期間があまり関係していない。復帰時期が8月からになり、権利を持つ選手は走れるのは分かる。(早期復帰させるのが正しい、正しくないの議論をおいて、サマーナイトも然り)

 

今回の措置は、制裁を受け、自粛した期間の意味を何ととらえているのだろうか。

 

早めに復帰させ、走らせることで競輪界が前進する力を、と訴えてきたが、もはや私もその気持ちは持てない。真っ当に努力して得た権利が、一部の力あるものたちによって、容易に取り上げられる。そんな世界に誰が希望を持つ? 競輪選手になんかならない方がいいよ、としか言いようがない。

 

世の中には理不尽で、どうしようもなく、また力のないものは淘汰されるのもしようがない面がある。だが、それに抗って生きるからこそ、人間は存在意義を持つ。ニヒリズムならば「人間の存在は不気味であり、依然として意味がない」で済むのだろうが、目の前で戦っている選手が、その価値を奪い取られようとしているのである。これは該当する数人だけではなく選手全体に対しての挑戦だと思う。

 

もはや、何の意味もないのかもしれないが、声を上げることだけはしないといけない。

 

問題にしてほしいのは、出場権を奪われる選手の立場だ。今こそ、選手会は、選手の価値、立場を守るために、この措置がどうなのか、声を上げてほしい。この措置は度を超えている。一線を超えている。

 

 

 

最近はウルフルズばかり聞いている私だが、これは「ええねん」ちゃうやろ! 「暴れだす」じゃ!

 

と、吠えながらも、ああ、ニール・ヤングの「helpless」が聞こえてくる。「ガッツだぜ!!」?

 

いや、忌野清志郎の「誇り高く生きよう」か――。

 

 

脳みそも、心も溶けてなくなりそうだ。







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