究極の頭脳スポーツ「ケイリン」を東スポの〝伝道師〟がアナタに伝えます。
プロフィール
前田睦生
突撃隊長・前田睦生(まえだむつお)競輪命。九州男児。ヘアスタイルは丸刈り、衣装は吊るしのスーツで全国各地の競輪場の検車場を闊歩している。日頃の不摂生を休日の多摩川土手ランニングでなんとかしようとしている姿の目撃情報多数。 補佐・秋田麻子(あきたあさこ)趣味は競輪とプロレス観戦。なぜかアイアンマンヘビーメタル級王座1054代王者でもある。
最新記事
カレンダー
2019年1月
« 12月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

Archives

ドリームへの思い
2013年09月12日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

9月12日に初日を迎えた「第56回オールスター競輪」(GⅠ・京王閣競輪場)のドリームレースは深谷知広(23)が力強く風を切った。レース後は時折見せる完全ノックアウト状態で、両脇を支えられて控室に戻った。

 

 

「2年間、ドリームでいいレースができていなかったので、今年はと思っていた。3着に残れなかったのは残念だけど、ファンの方に訴える走りはできたと思う。新車の感触は悪くないので、(レースのない)2日目に修整していきます」

 

一昨年岐阜、昨年前橋とドリームレースでは何もできずに惨敗。ファンが求めている深谷知広の走りをしなければの、気持ちが出ていた。

 

深谷の走りに乗って浅井康太(29)が快勝。「深谷君がいいレースをしてくれた」とその走りに感激していた。「ワッキーともがきあってでも、とレース前に言っていたんですよ」。気持ちの強さを深谷が備えれば、まさに強烈。

 

吉田敏洋(33)は「オレなんかが言うことじゃないけど、この走りを準決でできれば、全部取れる」。ただしふらふらになっているのは「演技」と断定。「よー頑張ったー、と言われたいんですよ」と笑っていた。

 

やられた側は脇本雄太(24)で「こういう悔しさだったんですね。よく分かります」と深谷が2年間感じた思いを、痛感していた。

 

 

なんにせよ、初日は落車が多かった…。大ギアとの関連性はどうなのだろう。極端に落車件数が増えるとか、完全に大ギアが原因とされない限りは、対応することはない模様。ある選手から解説してもらったことがあるのはこうだ。

 

「3・57だとちょっとハウスしても、細かく修正できるし、バランスを取れる。でもギアがかかってクランクが長くなると、かかっている力が大きくなるので、少しハウスしただけでも大きくはじかれてしまう。それで転びやすくなるんですよ」

 

ギアやクランク、セッティングで前乗りになることなども含め、細かく制御することが不可能になるのだ。

 

大きな事故が起きてからでは遅い、という声が少なくないことは、ここに書かないといけない。

 

 

 

12日の松戸ナイター初日はパターソン(19)が6Rで2着、7Rの世界女王のジェームズ(21)は圧巻のパワーを披露して楽勝だった。ジェームズのレースは2着が篠崎新純(28)で2車単180円、3着が門脇真由美(40)で3連単290円という配当だった。

 

内に詰まる失敗だけが怖いが、それは想定済みだろう。本命党の皆さまは、勝負するしかないでしょう。

 

 

 

一昨年のドリームで深谷が何もできなかったのは、仕方ないものかなと思っていた。だが、昨年は脇本との勝負にも参加することなく、これがファンの期待するものじゃないだろう、と強く思った。深谷の胸にもずっと残っていたのだろう。このレースの、この気持ちこそ、競輪に必要な部分だと感じた。ファンが深谷に求めているのは、完膚なきまでの荒々しい強さ。すべての挑戦を、真っ向から跳ね返す強さ。まだまだ壁にぶつかることも多いだろうが、このドリーム戦では大事な一歩を歩んだような気がする。

 

 

選手の直撃インタビューや、推奨レース予想を特設カテゴリーでどうぞ!







東スポ動画
注目コンテンツ
予選ステージは7月スタート!

ビートたけし本紙客員編集長が審査委員長の独自の映画賞!

日本マット界の隆盛、発展を祈念し、東スポが制定したプロレス大賞です。

開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載!