究極の頭脳スポーツ「ケイリン」を東スポの〝伝道師〟がアナタに伝えます。
プロフィール
前田睦生
突撃隊長・前田睦生(まえだむつお)競輪命。九州男児。ヘアスタイルは丸刈り、衣装は吊るしのスーツで全国各地の競輪場の検車場を闊歩している。日頃の不摂生を休日の多摩川土手ランニングでなんとかしようとしている姿の目撃情報多数。 補佐・秋田麻子(あきたあさこ)趣味は競輪とプロレス観戦。なぜかアイアンマンヘビーメタル級王座1054代王者でもある。
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伊東ミッドの主役に世界の主役
2019年03月10日

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 伊東競輪のミッドナイトも2回目を行う。先月13~15日の開催に続き、今回は10~12日のガールズケイリンありのシリーズだ。男子チャレンジ最終レース(7R)の主役を務めるのは園田鉄兵(35)だ。

 

 

 園田は現在、前橋、京王閣と連続優勝している中村圭志(38)に面倒をみてもらっているという。「昨年の8月にケガをしたんですけど、圭志さんのおかげで…」。中村は10月、久留米で開催された熊本記念でつらい失格を喫した。「でも腐らずに練習は続けていたんですよ」。そんな姿を見ているだけに、ケガをしても下を向いている暇などなかった。今節は縦横無尽の攻めで3連勝を狙う。

 

 ガールズケイリンは地元の吉村早耶香(21)が期待を背負う。梅川風子(28)、細田愛未(23)が中心ではあっても、地元の意地で凌駕してみせる。

 

 

 先行一本でやってきたが、「師匠(村本大輔=引退)から、先行できなかった時に何もできずに終わらないように、対処できるようにも考えて」とアドバイスを受けているという。その上で「攻めの姿勢は変えない」。先行基本に、その後の対応も頭に入れて近況は走っている。ウエートトレーニングも行い「体つきも変わってきた」とのことで、今年は吉村が本格化していく時間になりそうだ。

 

 

 男子の地元からは渡辺直弥(22)に期待だ。「村本(大輔)さんのところで仕上げてきました」。自身の表情を見せていた。4Rは渡辺直弥が1番車で、2番車には渡辺雄太(27)がいる。兄と同じ名前の福島の先行選手だ。番組の遊び心だろう。こうした細かくツボをついてくる番組もたまにはありだろう。

 

 少しでもファンに目を留めさせるような、わずかな技術があっていい。オートレースでは鈴木選抜といった企画レースが盛り上がっていたし、ファン心理をくすぐるということも大事なことだ。

 

 川崎のミッドナイト東スポ杯は7日に最終日を行い、決勝は奥出良(25)の叩きを許さずに関根健太郎(28)が先行。番手の吉原友彦(40)が復活のきっかけになる優勝をつかんだ。ちょうどその日は福井へ移動して、あの男の笑顔を、晴れ姿を見てきた。

 

 

 脇本雄太(29)のGⅠ優勝祝勝会が芦原温泉で行われた。昨年8月いわき平のオールスター、10月前橋の寬仁親王牌を連続で制した。もちろん自転車競技でも2020東京五輪で金メダル獲得を目指すエースとして大活躍中だ。栄光の祝勝会を取材にいけたことは幸甚の極みだった。

 

 ケイリンの世界ランキングは、世界選手権で銀メダルを獲得した新田祐大(33)が河端朋之(34)に代わって1位。マレーシアの英雄・アワンが2位で、脇本は2位から3位へ。河端は13位。スプリントでは深谷知広(29)が9位になっている。女子のケイリンは小林優香(25)が6位で太田りゆ(24)が9位だ。

 

 深谷の今シーズンの目標がスプリントのランキング10位以内だったので、これは達成できたことになる。もちろん、その上で東京五輪を見すえると楽観できることはない。羽田空港で帰国取材に応じた時も、厳しい表情だった。だが、前進しているのは間違いない。今シーズンを戦い抜いたことで、秋からのシーズンはより力を出せるようになる。他の選手の把握という点でも、ある意味マニア的な深谷の思考の中でいろんな武器ができているに違いない。

 

 伊東での取材は温泉につかり、体を癒しながらなのはありがたい。来月の国際自転車トラック競技支援(GⅢ、25~28日)には世界選ケイリンで金メダルを獲得した、日本ではもうおなじみのブフリ(26)もやってくる。アルカンシェルを見られると思うと、ゾクゾクする。おそらく世界チャンピオンジャージーを着てウロウロしてくれるに違いない。

 

 ミッドナイト競輪は観戦することはできないので、ぜひ、4月25~28日は伊東温泉に出撃し、世界の走りを目の当たりにしてほしい。最終日の28日にはガールズケイリンのインターナショナルレースも行われるので、まさに必見。競輪に燃えながら、温泉でゆっくりしていただきたい。







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