究極の頭脳スポーツ「ケイリン」を東スポの〝伝道師〟がアナタに伝えます。
プロフィール
前田睦生
突撃隊長・前田睦生(まえだむつお)競輪命。九州男児。ヘアスタイルは丸刈り、衣装は吊るしのスーツで全国各地の競輪場の検車場を闊歩している。日頃の不摂生を休日の多摩川土手ランニングでなんとかしようとしている姿の目撃情報多数。 補佐・秋田麻子(あきたあさこ)趣味は競輪とプロレス観戦。なぜかアイアンマンヘビーメタル級王座1054代王者でもある。
最新記事
カレンダー
2018年10月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

Archives

いわき平でしみじみ
2018年05月17日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 17日は名古屋記念(GⅢ)のスタートであり、また取材に来させてもらったいわき平(FⅠ・ガールズケイリン)ナイターは最終日を迎える。西武園FⅠ2日目、福井FⅡ初日、平塚FⅡナイター、佐世保FⅡミッドナイト2日目、いつものようにめまぐるしい。

 

 名古屋記念は年度変わりの関係で、2018年としては2回目になる。3月の開催では吉田敏洋(38)が6年ぶり2回目の地元記念を制した。連続優勝と、地元3回目の記念Vを目指す。

 

 

 いわき平ナイターを盛り上げているのはガールズケイリンの短期登録選手2人だ。マチルド・グロ(19=フランス、左)とニッキー・デグレンデル(21=ベルギー)。グロは来日初参戦の立川では苦戦していたが、あっという間に競輪の流れをつかみ、気持ちよく連勝。デグレンデルは世界選のケイリン覇者としての威厳を誇示している。

 

 グロは「だいぶ慣れてきたし、空いている時間は映画を見たり、音楽を聞いたり、うまく過ごせている」。ハロンの自己ベストは10秒7という、将来の傑物…。かつてフランソワ・ペルビス(33)が日本の競輪を経験して大きく飛躍したように、世界を制する力を日本で蓄えそうだ。

 

 デグレンデルは余裕過ぎる表情。2日目は落車もあるレースになったものの「レースだから」と意に介することもない。度胸の良さと気の強さは、口ぶりからもあふれ出る…。10Rのガールズ決勝も圧倒的なパワーを見せ付けるだろう。

 

 

 11RのA級決勝は南関先頭を務める染谷幸喜(29)に注目だ。山中秀将(31)を師匠とし、はい上がろうとしている。チャレンジ戦を9連勝で卒業したばかりで、今回が1、2班戦最初の戦い。「9車立ては動きが多いし、全然違いますね」。戸惑いを見せつつも、粘り強い走りで決勝に勝ち上がってきた。

 

 同県の先輩である近藤夏樹(30)ー田中勝仁(32)に神奈川の亀谷隆一(31)まで並ぶライン。相手は小原唯志(35)と菅田和宏(35)とS級で活躍していた強敵だが、レースを支配して、南関として結果を出せるか。

 

 S級決勝は小倉竜二(42)が面白い。準決後は「また失格かと思った。気をつけて走ったから、良かった」と笑っていた。

 

 

 ダービーでは一予で失格。同県の久米康平(26)をオグリュウらしい仕事ぶりで援護したが、やり過ぎだった。「1週間反省してました。すみませんでした」。前検日は登場するなり、頭を下げていた。ラインのために、身を張って仕事をするのは、誰もが認めるところ。だが「あれではみんなの邪魔をしただけ」と反省していた。が、おそらくこれからもオグリュウは変わらぬ仕事人としての生き様を続けるだろう。

 

 決勝は同じくダービー(二予)で失格した松浦悠士(27)と連係。初日は松浦がまくりを決めてワンツーだった。松浦も今では格を感じさせる走りを見せている。戦法的に中途半端さを感じさせてしまう面もあるが、1月高松記念決勝の闘走など、今年は一段レベルアップしている。

 

 地元の成田和也(39)も執念を見せるが、有利なのは南関ライン4車結束の根田空史(29)。初日特選の時は「ステムを伸ばして失敗。練習と実戦では違った」と悔しさを露にしていた。だが準決は修正して、破壊力あふれる走りで圧倒した。

 

 

 また、身を強張らせながらも頑張っているのが山原さくら(25)だ。今回は父・山原利秀(49)と親子参加だ。さくらは昨年12月に当所で失格。大量落車の原因になったこともあり「2、3年呼ばれないと思っていた」そうだ。初日は「緊張して、後ろを見る余裕がなかった」とレース後も表情を固くしていた。2日目は力を出し切って、決勝へ。「1番車ですか。いわきの番組さんは優しいですね…、こんな私に」と感激していた。強い2人を相手に、意地を見せる。利秀は最終日2Rで3番手からの突き抜けに期待しよう。







東スポ動画
ミス東スポ2019サバイバルオーディション
注目コンテンツ
予選ステージは7月スタート!

ビートたけし本紙客員編集長が審査委員長の独自の映画賞!

日本マット界の隆盛、発展を祈念し、東スポが制定したプロレス大賞です。

開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載!