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他人の食べ残しも平気!韓国の驚愕使い回し文化
2013年12月19日

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 今年は食材偽装が噴出した。高級ホテルのレストランで、クルマエビではなく安めのブラックタイガーを使ったり、芝エビではなく安めのバナメイエビを使ったり。高級ステーキのはずが、合成肉だったり。大事なデートや商談の場でこんなことが日常的に行われていたというから、驚きを通り越して怒りがこみ上げてきた人も多かったはずだ。

 偽装だけでなく、食材の使い回しも問題になった。前の客の食べ残しで使える部分を次の客に出していたというのだ。食べることは生きることなので、人間は口に入るものには敏感だから、大騒ぎとなった。

 食材の使い回しといえば、韓国で強烈な思い出がある。ソウルの歓楽地帯にある屋台で、ラーメンを食べた時のことだ。韓国でラーメンといえば、どんなお店でもインスタントの袋麺を使う。その屋台ではご存じ「辛ラーメン」だった。地元客が8人いて、麺を食べ終わっていた。

 店主が客一人ひとりに何かしゃべりかけ、客たちはうなずいていた。最後にボクにも語りかけてきたが、韓国語は分からない。すると、店主は身ぶり手ぶりで「スープを残しなさい。ごはんを入れてあげるから」と言っていたようだ。

 日本でも残ったスープにごはんをぶっこんで雑炊風にして食べることがある。特に学生時代はそうやって腹を膨らませたもんだ。韓国も同じなんだなとしみじみ思った。

 そして、店主はボクを含めた客全員のスープを一つの大鍋に入れ、ごはんをぶっこんだ。「エッ!」と驚くしかなかったが、他の客は平然としているから、驚きを表情に出すわけにはいかない。

 まさか、知らない客同士だし、それをボクに出すわけないよな?とドキドキしたが、その“赤の他人の風俗客同士がすすったインスタントラーメンの食べ残しスープ雑炊”が出された。他の客は平然と食べている。

 食べなきゃ失礼にあたると覚悟し食べた。麺のかけらやら、いろんなカスが入っていた雑炊だ。必死の思いで、なんとか食べた。隣の客がボクに「チング、チング」と言い、肩を叩いてきた。

 あとで事情通に聞くと、韓国では、親しい者同士は一つの鍋や皿に直接スプーンやハシを突っ込んで食べる。日本なら直(じか)ばしはあまりせず、菜ばしやおたまで取り分けたりするもの。しかし、韓国では直ばしこそが、親しい関係である証しだという。

 そして、チングとは友達という意味。その屋台にいた男どもは風俗を通じて、みんなチングだったというわけだ。

 でも、別の日に行ったカムジャタンの店でまたも驚いた。客の食べ残しのごはんを店員が一つの丼に集め、客の食べ残しの汁を丼にかけ、それを店員自ら食べていた。また、食べ残しのパンチャン(無料で出てくるナムルなどのおかず)やサラダを集め、それを別の客に出していた。これらの行為は客の目の前で堂々と行われていた。客も文句を言わない。またも、事情通に聞くと、“使い回し”ではなく、“再利用”という表現を使っていた。その差はよく分からないが…。

 韓国でも、2009年から使い回しを禁止する「改正食品衛生法」が施行されている。3回目の摘発までは15日から3か月の営業停止で、4回目で営業禁止になる。しかし、ずっと根付いてきた“再利用”という文化というか慣習は、そう簡単に変わっていないようだ。

(文化部デスク・三浦伸治)







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