プロフィール
山口敏太郎(やまぐちびんたろう)
1966年7月20日徳島県生まれ。作家・オカルト研究家。神奈川大学卒業後、日本通運入社。96年に作家デビュー後、多様な分野にわたるエッセーや論文、小説コンテストにおいて11回の受賞歴を経てプロ作家に転身。独立し現在に至る。妖怪・UMA・UFO・都市伝説などの不思議分野において本格的な解説ができる作家としてテレビ・ラジオに多数出演。




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【UMA図鑑(48)】正体は幽霊?異次元人?UMA?謎の怪人「シャドーマン」
2014年05月02日

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(左上)名たんていカゲマン、(左下)妖怪「影女」、右は浅草寺で撮影された「シャドーマン」

 ここ数年、米国で話題を集めているモンスターが「シャドーマン」である。別名「シャドーピープル」と言われ、動画や静止画で多くの姿が撮影されており、ピンポンダッシュをしたり、パーティー会場を大股で闊歩するシャドーマンの姿がとらえられている。

 正体に関しては違う次元からやってきた「異次元人」ではないのか、影のような物質からできている「エネルギー生命体」なのか、特殊な「幽霊」ではないのかと様々な仮説が唱えられている。

 このような“動く影”というキャラクターは、我々日本人にはなじみがある。

 30代以上には懐かしいであろう漫画に「名たんていカゲマン」という作品がある。少年探偵である影万太郎ことカゲマンは他の探偵にはない特殊な能力を持っていた。

 それはピンチの時に「シャドー!」と叫ぶことで自分の影を実体化できるという能力である。カゲマンの影は自我を持っており自らシャドーマンを名乗りカゲマンとともに強敵と戦っていくのである。そんな心強く頼もしいシャドーマンが米国に実在していた?というだけでもワクワクするではないか。

 また、江戸期には独身男の家には妖怪「影女」という化け物が住みつくという話があった。ある侍が友人の家に遊びにいったところ、屋敷に女の気配がする。友人はやもめ暮らしであり、女はいないはずなので不審に思って「女がいるようだが…」と聞くと、友人はニヤリと笑って「あれは影女という化け物さ」と答えたという。

 このように江戸期の日本にはシャドーマンとおぼしき妖怪の影女がいると考えられてきた。言い換えれば、日本人は昔から“影の化け物”と共存してきたのだ。

 実はこのシャドーマンだが、日本に潜入しているという情報がある。この写真は筆者の読者Nさんが、東京・浅草の浅草寺で撮影したものである。Nさんが浅草寺の参道を歩いていた時のことだ。自分の目の前を人型をした影が歩いていくではないか。

 誰かの影かと思ったが付近には人間がおらず、影だけが意思があるかのように歩いていく、これは何らかの生命体ではないのかと思い、シャッターを切ったのがこの一枚である。画像をよくよく見てもらいたい。左下方に揺らめく半透明の黒い物体が写り込んでいるのが確認できると思う。

 シャドーマンは人間の目には見えることがなく、監視カメラや写真の画像に姿を現す。これまで、横断歩道を渡る姿や家の中を徘徊する黒いモヤのような物体が確認されている。また、まれにではあるが霊感のある者がシャドーマンを目撃することがあり、心霊との関連とも指摘されている。今回は霊感の強いNさんに偶然、シャドーマンの姿が目撃されたのであろうか。

 通常の生物学ではありえない怪物、シャドーマンだが、果たしてそれはまったくの空想の産物なのだろうか。現在の生物学において、“どこまでが有機物の塊であり、どこからが生き物なのか”、その境界線は微妙な部分があるという。つまり、生き物という定義はいまだ判然としていないのだ。

 また、かつて米国のSFドラマ「スタートレック」シリーズには、究極に進化した生物は肉体は持っておらず、精神体のみになるという設定があった。ひょっとするとシャドーマンは、究極に進化した生命体かもしれない。

 

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