プロフィール
山口敏太郎(やまぐちびんたろう)
1966年7月20日徳島県生まれ。作家・オカルト研究家。神奈川大学卒業後、日本通運入社。96年に作家デビュー後、多様な分野にわたるエッセーや論文、小説コンテストにおいて11回の受賞歴を経てプロ作家に転身。独立し現在に至る。妖怪・UMA・UFO・都市伝説などの不思議分野において本格的な解説ができる作家としてテレビ・ラジオに多数出演。




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【UMA図鑑(47)】米国で複数回目撃された「カエル男」の正体とは?
2014年04月25日

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 今回お届けする「カエル男」は一見、B級ホラー映画にでも出てきそうな名前であるが、20世紀に米国で複数回目撃された未確認生物である。

 なお、「カエル男」という呼び名はあくまで日本だけの呼称なので、海外では“フロッグ・マン”ではなく「ラブランド・フロッグ」ないしは「ラブランド・リザード」と呼ばれている。もはや、FROGMANでは鷹の爪団の作者というイメージが強い。

 身長は1・2メートル程度で、全身をヌメヌメした皮膚に覆われ、カエルのような顔をしている。背中にはギザギザしたヒレ状の突起が数列あり、手足に水かきがあったとの証言もある。いったいこのカエル男はなんであろうか。我が国で目撃されている「河童」や世界中に記録が残る「半魚人」を連想させるビジュアルである。

 カエル男が初めて目撃されたのは1955年、オハイオ州ブランチヒルでのこと。ある男性が深夜に車を走らせていたところ、3匹の奇妙な生物が道端にいるのを目撃。小柄な人間のようなその生物は、一匹は手に棒切れのようなものを、もう一匹はライトのようなものを手にしていたという。目撃者はこのことをラブランド警察署に報告したものの、奇妙な生物の痕跡は発見されなかったという。

 それから17年後の1972年、カエル男は再び人々の前に姿を現した。しかも、次に目撃したのはラブランド警察の警官だったのだ。同年3月、パトカーでパトロールしていた警官がリトルマイアミ川にかかる橋の上で、道路脇にたたずむ動物を発見。徐行して近づいたところ、その生物は2本足で立ち上がり、路肩のガードレールを越えて川に飛び込んだ。その姿はかつて報告されたカエル男に酷似していたという。

 慌てて署に戻った警官が仲間を連れて再び現場に急行したが、既にカエル男の姿はなかった。しかし、現場には明らかに何者かがガードレールをこすった形跡が残されていたという。

 それから2週間後、別の警官が同じ橋の上で道端にうずくまる生物を発見。車を降りようとしたところ、気配を察知したのか生物が起き上がった。その姿は2週間前に目撃されたカエル男と全く同じものであったという。カエル男は足を引きずりながらガードレールをまたぎ、橋の下へ下りていった。なお、この時、警官がカエル男に向かって発砲しているが、銃弾は当たらなかったとのことだ。

 このカエル男の正体には諸説あるが、実は一番よく似た生物が日本に存在している。現代まで目撃証言の絶えない河童だ。甲羅や頭の皿などはないが、ヌメヌメした皮膚やカエルに似た顔、大きさなど類似点が非常に多い。他にも、米国にはカエルに似た宇宙人の目撃証言などがあり、宇宙人そのもの、エイリアン・アニマルではないかとする説もある。

 ところが、後年になって1970年代のカエル男については目撃した警官が「どこからか逃げ出したものであろうオオトカゲがガードレールに寄りかかったのを見て、驚いて誤認してしまったもの」であると告白したのである。実際、この時、目撃されたカエル男には長い尾があったとの証言があり、カエルからはやや外れた外見になっているのだ。

 

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