プロフィール
プチ鹿島(ぷちかしま)
1970年5月23日生まれ。血液型O。時事ネタを得意とする。東スポ歴は中学から30年。TBSラジオ「東京ポッド許可局」、同局「荒川強啓デイ・キャッチ!」(月・水)、YBSラジオ「プチ鹿島の火曜キックス」、NHKラジオ第1「午後のまりやーじゅ」に出演中。著書には「教養としてのプロレス」(双葉新書)。




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安倍首相の「今年の漢字」
2017年12月21日

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ま、まさか!


そのニュースに目が釘付けになった。

『安倍首相の「今年の漢字」は“挑”』(TBSニュース12月12日)

《「挑む。挑戦の『挑』ですね。少子高齢化という大きな壁に挑む、その挑戦をスタートした年でもありました」(安倍首相)》

安倍首相が選んだ今年の漢字は「挑」だった。

だからどうした?と思われる方もいるかもしれない。

実は先々週にやった漫談ライブで「安倍首相と桃」について私は話したばかりだったのである。そう、「挑」じゃなくて「桃」。

私は新聞の「首相動静」(朝刊各紙に載っている首相の1日の記録)を読むのが好きなのですが、今年の7月24日は「首相動静大賞」とも呼べる日だった。加計学園の問題などをめぐる国会の閉会中審査の初日である。

各紙によると当日は『8時52分、国会。』とあるから、午前中から審議がおこなわれたことがわかる。首相はこのとき、

「『李下に冠を正さず』という言葉がある。私の友人が関わることだから疑念の目が向けられるのはもっともなことだ。常に国民目線に立ち、丁寧な上にも丁寧に説明を続けたい」

と答弁した。

「李下(りか)に冠(かんむり)を正さず」とは、誤解を招くような行動はすべきではないという故事。スモモの木の下で冠(帽子)をいじると実を盗んでいると思われる恐れがあるからだ。首相はスモモで「加計学園問題」を説明したのだ。

ところが、閉会中審査を終えて官邸に戻ったあとの午後の「首相動静」を見たら、

 

『4時2分、中村慎司和歌山県紀の川市長らによる桃の贈呈。』とある。

まさかの「桃」かぶり。なんというタイミング!

翌日の新聞には『桃に笑みを絶やさず』(読売新聞・7月25日)。笑顔で桃を食べる首相の写真が。

私は思うのだが、これこそ周囲が「忖度」すべきでなかったか?演説内容を知っているであろうスタッフが首相に他の故事を使うよう提案するか、もしくは桃の贈呈の日をずらすか。

ちなみに桃を食べた首相は、

《「甘くてジューシーでおいしい。疲れがとれる」》

《自らおかわりするなど甘い桃に癒された様子だった。》(読売新聞・7月25日)

官邸には桃娘とかみかん娘とかスイカ娘とか連日来てセレモニーに忙しいだろうなか、わざわざおかわりして「疲れがとれた」「癒された」という。加計学園問題を扱う国会閉会中審査がいかにプレッシャーだったか行間が読み取れる一文ではないか。

なのでライブでは安倍首相の今年の漢字は「桃」だと紹介したのである。「忖度問題」とか「加計学園問題」とか今年のキーワードがまとめて入っているのです。

どうでしょう、やっぱり「挑」より「桃」だと思いませんか。



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