プロフィール
プチ鹿島(ぷちかしま)
1970年5月23日生まれ。血液型O。時事ネタを得意とする。東スポ歴は中学から30年。TBSラジオ「東京ポッド許可局」、同局「荒川強啓デイ・キャッチ!」(月・水)、YBSラジオ「プチ鹿島の火曜キックス」、NHKラジオ第1「午後のまりやーじゅ」に出演中。著書には「教養としてのプロレス」(双葉新書)。




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「アイドルと大谷翔平」論
2018年11月15日

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ここ数年、口にしてきたのが「アイドルと大谷翔平」論であった。

あるときアイドルファンから「儚いもの、今しか見れない姿だから応援する」という言葉を聞いて、ああ、なるほどと思ったのだ。NHK朝ドラ「あまちゃん」のころだった。アイドルを応援する気持ちについて理解できた。そして、これってスポーツ選手にも応用できるのでは?と気づいた。

 

絶好の例が大谷翔平であった。

大谷は日本ハムに入団時から「二刀流」で論争が起きていた。投手と打者、どちらにしぼるべきなのか?専門家も含めてあーだこーだ言っていた。ファンの立場でも一人一人の大谷論があったと思う。勝手に楽しく悩んだ。

でもアイドルファンのように「今しか見れない姿を見よう」と思いなおしたら、二刀流をどんどんやればいいと思ったのである。

おそらく近い将来は投手か打者のどちらかにしぼるだろう。ましてやメジャーに行ったらそうなるだろう。だったら成長途中の今こそこの姿(二刀流)見ておくべきと思ったのだ。

そうとなったら一気に気が楽になった。今のこの時間は貴重な時間なんだとワクワクした。二刀流の大谷翔平を見に全国の球場へ足を運んだ。「不完全な大谷翔平は今のうちに見ておくべきだ」と周囲に口を酸っぱくして訴えてきた。

そのうち、背だけ高くて持て余していたように見えたあの体も、迫力ある体型になってきた。

予想以上に早く完成のときが訪れようとしていた。なんだか少し寂しい気もしたがこうなったら今後は完全無欠の大谷翔平を見ていくしかない。私はそう「覚悟」した。

しかし。

大谷はメジャーに行っても二刀流を続けた。そして驚くことに結果を出し続けた。こういう裏切りだったら最高だ。ホームランを連発したかと思ったら、まさかパーフェクト達成?と思わせる投球を見せるなど、メジャーでも大谷翔平は瞬間瞬間が未知の領域。二刀流も、肘の手術さえもふくめてすべて予測不能。

そしてエンゼルス大谷翔平は新人王に選ばれた。当然だと思ったが、それは同時に今後も予測できない大谷翔平という予告でもある。

同時代に生きる幸運をありがたく体験させていただきます。



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