プロフィール
プチ鹿島(ぷちかしま)
1970年5月23日生まれ。血液型O。時事ネタを得意とする。東スポ歴は中学から30年。TBSラジオ「東京ポッド許可局」、同局「荒川強啓デイ・キャッチ!」(月・水)、YBSラジオ「プチ鹿島の火曜キックス」、NHKラジオ第1「午後のまりやーじゅ」に出演中。著書には「教養としてのプロレス」(双葉新書)。




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剛力さんには月に行ってほしいなぁ
2018年09月20日

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「化ける」。

芸能やスポーツで使うときは、存在感が大きくなった人のことを言う。もともとスターだった人が化けたら「大化け」である。

大化けに必要なのは「溜め」の時間である。溜めが長ければそれだけ爆発力もすごい。政治の世界でもあった。小泉純一郎は総裁選ではわき役だったが、3度目に出たとき「自民党をぶっ壊す」と叫んだら大化けした。あの熱狂には怖ささえ感じた。

私が好きなプロレスは、レスラーが「化ける」ことを堪能するジャンルである。今なら内藤哲也だろうか。ナチュラルな化け方で言うとジャンボ鶴田だ。最初からスターだったが、後輩の壁になる役割を担ったら大化けした。鶴田は優等生エースだったから、それが自然と溜めになっていたのだ。キャラの変更や変身ではなく、もともとの怪物的な実力がやっと可視化された稀有な例だった。

最近、化けはじめたと思うのが剛力彩芽さんである。思わず「さん」を付けてしまったほどその存在感はデカくなっている。

発信力の強い、セレブな彼氏(前澤友作氏)のお陰だろうと思う人もいるかもしれない。

でも剛力さんのこれまでの溜めも素晴らしい。超優等生でどんなときも一生懸命。周囲の言うことは絶対に守る。そんなイメージだった人が前澤氏と出会うことでタガが外れた。この言い方が誤解を招くのなら、リアルな息づかいが伝わってきて新鮮に感じた。人が前のめりになっている様子は圧倒的である。

(これが、剛力さんではなく最初から世慣れたイメージのある女優さんだったら、ここまで世間は注目しなかっただろう。)

その前澤氏が世界初の月旅行を契約したと発表した。こうなると気になるのは剛力さんである。プライベートジェットでロシアのサッカーW杯に駆け付けた写真は最強のインスタ映えだと思ったが、さらに月があったとは。

問い合わせが多かったのだろう。

《所属事務所は「剛力自身が月へ行くことはありません」とし、「あくまで前澤氏のプロジェクトです」とネット上でうわさされた“剛力も月へ行くのでは”との説を明確に打ち消した。》(デイリースポーツオンライン)

「剛力自身が月へ行くことはありません」とか「剛力も月へ行くのでは」という言葉がすごい。

この記事の見出しは、

「剛力は月行く予定ない 事務所」

だった。しみじみ眺めてしまう。

剛力さんには月に行ってほしいなぁと思う。

今までは笑顔であればあるほどスターならではの「無」を感じたときもあったが、無重力空間での笑顔は充実したリアルそのものではないか。インスタで見たい。

大化けしたスターを見ることは悦びである。



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