【侍ジャパン】稲葉監督が米国戦から一夜明け会見「金メダルが取れて野球をやってくれる方が増えればいい」

2021年08月08日 15時08分

金メダルを決め甲斐拓也を抱きしめる稲葉篤紀監督
金メダルを決め甲斐拓也を抱きしめる稲葉篤紀監督

 東京五輪で悲願の金メダルを獲得した侍ジャパンが8日、都内で会見を開いた。

 決勝の米国戦から一夜が明け、稲葉篤紀監督(49)は「まずは五輪関係者の皆様、支えていただきました方々にまずは感謝を申し上げます。この選手たちと結束し、金メダルをとれたことに大変うれしく思っております。素晴らしい選手と野球がやれて私は幸せな思いです。ありがとうございました」とあいさつ。

 今大会は東日本大震災からの復興五輪として、チームは仙台で合宿を行い、オープニングラウンド初戦のドミニカ共和国戦(福島)を迎えた。「少しでも福島の皆様に何かをお届けできたらということで始まった」

 また、福島・あづま球場は「人工芝も非常によく、ロッカーもきれいで素晴らしい球場」とした上で「(坂本)勇人でサヨナラ勝ちという試合があったからこそ金メダルにつながったと思う。最高の場所で最高の皆さんと野球をやれた」と感想を語った。

 球場を離れてもチームの雰囲気は明るかった。指揮官が49歳の誕生日を迎えた3日に宿舎で開かれた「サプライズ誕生日会」では、青柳が「ハッピーバースデー」を歌って盛り上げた。その青柳については「いつもとは違う場所やタフなところで投げてもらって申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、それでもチームのために何とかしたい。そして私のバースデーで歌ってくれる、そういう思いが非常にうれしかった」との思いを明かした。

 全勝で頂点に立ち「若い選手とベテランが融合した最高のチームがつくれた」と稲葉監督。「五輪で野球が復活して金メダルを取ることが競技者人口が減少している中で一つのきっかけになってくれればいいと思ったし、世界に日本の野球の強さを見せていきたい思いがあった。金メダルが取れて野球をやってくれる方が増えればいい」と野球界のさらなる発展を願っている。

 一方で今夏で退任となるが、今後に関しては「これからも少しでも野球界に貢献できるようにやっていきます」と話すにとどめた。

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