【侍ジャパン】宿敵・韓国撃破で金メダルへマジック1 稲葉監督「拓也の四球が大きかった」

2021年08月05日 01時22分

ヒーロー・山田を迎え入れる稲葉監督
ヒーロー・山田を迎え入れる稲葉監督

 悲願の金メダルまで「マジック1」となった。東京五輪・野球日本代表の侍ジャパンは4日、韓国との準決勝(横浜)に5―2で勝利。無傷の4連勝で7日の決勝進出を決め、銀メダル以上が確定した。

 試合後の稲葉篤紀監督(49)は開口一番「選手が、この試合の重要性を分かっていた。粘り強く戦ってくれた。よく勝ってくれたと思う」と述べ、安どの表情。投手陣については「(山本)由伸も初回にピンチがありながら連続三振で切り抜け(6回途中から岩崎)優も難しい場面のところで何とか同点までで抑えてくれた。その後も伊藤が2イニングをしっかり抑えてくれ、皆が後ろにつなぐという、そんな気持ちでよくやってくれたと思う」と満足げに評した。

 この日の韓国戦を含め東京五輪の舞台では打撃陣が終盤に猛攻を仕掛け、すさまじい集中力を発揮している。稲葉監督はあらためて「見極めもしっかりできている。(8回二死一、二塁からの甲斐)拓也の四球というのが、非常に大きかったと思う。あそこで打ちたいというところでしっかり我慢して次につなげたというところでね。ああいう皆のつなぎが、いい方向に行ったと思う」と振り返った。同点で迎えた8回二死から9番・甲斐が選んだ四球で満塁となり、次のリードオフマン・山田は走者一掃となる左越えの勝ち越し適時二塁打。指揮官は勝負所で冷静さを貫き、決勝打を呼び込んだ扇の要の選球眼を激賞した。

「今日勝てたのというのは非常に大きな1勝。ですが我々の目標は金メダルなので、そこに向けて、もう一度みんなで結束して決勝に向かいたいと思う」

 侍の将は3日後の決勝戦へと気持ちを切り替え、力強い言葉で会見を締めくくった。

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