東京五輪・野球の準決勝・韓国戦(横浜)に岩崎優投手(30=阪神)が侍ジャパンの2番手として救援登板。2―1と1点をリードした6回一死一、三塁からのシビアなリリーフだったが、なんとか最少失点にとどめ後続へバトンをつないだ。

 5回まで無失点投球を続けていた先発・山本が6回に3連打を浴び1失点。2―1の1点差に詰め寄られ、なおも一死一、三塁としたところで侍ベンチは岩崎の投入を決断。最初の打者・金賢洙に中前適時打を許し同点こそ許したが、続く呉在一、呉智煥を連続三振に打ち取り窮地を脱出。数多くの修羅場を戦ってきた虎のセットアッパーは、身上とするポーカーフェースを国際舞台でも最後まで貫いた。

 岩崎のコメント「0点で抑えるために任された場面だったので打たれたのは悔しいですが、その後は抑えられて良かったです」